中部飼料は、畜水産物をつくるうえで欠かせない“飼料”で日本の食を支える会社です。
効率的な生産体制と高い加工・配合技術による畜水産用配合飼料の開発、有機入り配合肥料の製造・販売、「ごまたまご」や「いも豚」など付加価値のある畜水産物のスーパーや外食産業への仲介・販売などの事業を展開しています。
畜水産家の要望を一番に理解し、営業・研究・製造が一体となって様々なニーズに対応しています。
皆さんが普段食べている肉や魚、卵などのおいしさや見栄え、栄養価にも飼料が影響しています。また、飼料の供給が滞れば、動物は健康に育たず肉や魚、卵は食卓に届かなくなってしまいます。そのためにも安全な飼料を安定的に供給することが私たちの使命です。さらに、環境問題の解決にも取り組んでいます。例えば、食品副産物の積極的な利用です。人が食べられないものを、飼料原料として活用し、フードロスの削減に取り組んでいます。ほかにも、家畜が排泄する糞尿の発生を抑える飼料を通じて環境負荷の軽減に貢献しています。今後も、限りある資源を守りながら、畜水産業の発展と人々の豊な暮らしに貢献してまいります。
中部飼料は、どの系列にも属さない「独立系」のメーカーです。業界シェア上位の会社は、大手商社系列の会社が名を連ねていますが、その中で、独立系の会社は中部飼料だけです。強みにしているのが、全国にある自社工場と企画提案型の営業スタイルです。農場や養殖場の現場で汲み取ったお客様のニーズをすぐに社内で情報共有し、飼料設計に反映させます。自社工場だからこそ「肉質が向上する飼料を造ろう」「新原料を使ってブランド化しよう」といった提案をスピーディーに実現できます。あらゆる分野で対応スピードが速く、質の良い飼料をお客様のもとにお届けできるのが強みです。
「顧客の要求を見つけだし、これを満たす」という社訓を胸に、全社員が部門の垣根を越えて協働するのが中部飼料の特徴です。ニーズは待つのではなく、掘り起こすものです。常に良いもの、時代にあったものを届けるため、営業・製造・研究が三位一体となってお客様の要望に応え続けています。また「ノープレーノーエラーは許さない」というのも、当社の社風です。強い言葉に聞こえるかもしれませんが、これは「何事も失敗を恐れずに、まずはやってみよう」ということです。良い失敗は大歓迎!周りを巻き込んでどんどん挑戦してください。あなたの成長を、全社をあげてサポートします。
事業内容 | ■畜産・水産用配合飼料の研究開発・製造・販売
┗養鶏用飼料 ┗養豚用飼料 ┗養牛用飼料 ┗養魚用飼料 自社工場、自社研究所を持ち、お客様のニーズに合わせた飼料の開発。 製造・販売を行っています。 ■畜水産物の販売 ┗ごまたまご、平飼いごまたまご ┗有機JAS認証取得オーガニック卵 ┗さわやかチキン ┗いもぶた ┗恵比寿ぶり 自社製造の飼料を使い、特性ある畜水産物の販売を行っています。 ■有機入り配合肥料の製造・販売 ┗野菜、果樹、水稲用など ■家畜診療 ┗家畜の衛生管理、病理検査、飼育技術の指導を通じてお客様をサポート === 高い「営業力」「開発力」「技術力」で、畜水産家のあらゆるニーズに対応。 多品種小ロット生産で商品バリエーション豊富な製品展開を行っています。 徹底した生産ラインの改善を行うことで、コスト削減も実現しながら安全で高効率・高品質な飼料生産体制を確立しています。 「人々を腹一杯に、幸せに」という創業者の想いと「よい飼料は、よい食生活へ、そしてよりよい人生へとつながる」という意識を持ち、飼料メーカーとしての使命を全うしています。 |
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中部飼料の事業1 | 【畜産・水産用配合飼料の製造・販売】
独創的な研究開発により、家畜の成長段階・畜種・環境条件によって最適な配合飼料の提案しています。 畜水産家の現場で発生する諸問題に対しても営業・研究・製造で情報共有し、課題解決型の提案営業を実施。高い「営業力」「開発力」「技術力」で畜水産家のあらゆるニーズに対応しています。 また、自社工場を持ち、多品種小ロット生産で豊富な商品バリエーションを実現し、畜水産家のニーズに合わせたカスタムメイド飼料で差別化を行っています。 |
中部飼料の事業2 | 【有機入り配合肥料の製造・販売】
飼料製造で培ったノウハウを活かし、天然由来の原料を使用した配合ペレット肥料を製造しています。散布しやすい形状は、当社が持つ造粒技術がもたらす成果です。田畑だけでなく、ゴルフ場などでも使用されています。 また、鶏糞をリサイクル活用した特殊肥料などの製造・販売も行っています。 ☆主な製品 お米がおいしくなると評判の有機入り配合肥料「米太郎」を筆頭に、多くのお客様にご利用いただいています。 |
中部飼料の事業3 | 【畜産物の開発・販売】
「ごまたまご」や「いもぶた」などの畜産物・食品を開発し、スーパーや外食産業へ仲介、販売しています。 ☆食生活を支えるオリジナル商品 消費者のみなさまからの意見を直接生産現場にフィードバックし、安心しておいしく食べられる商品の開発を進めています。例えば、臭みがなく色も美しい「さわやかチキン」、お茶カテキン等の成分を配合した飼料で生産される「プレミアブリ」など、魅力的な商品を続々と生み出しています。 |
中部飼料の事業4 | 【畜産経営のサポート】
家畜の飼育技術指導や衛生管理、病理検査などトータルにサポートしています。 |
”自社一貫生産体制”について詳しく | 飼料製造工場は、大きく自社工場とJV(ジョイントベンチャー)工場の2つに分けられます。
自社工場には ・ 自社単独で意思決定ができる ・ 製販の一体感が生まれる ・ ノウハウが漏れにくい ・ 高度な技術を蓄積でき製品の差別化がしやすい というメリットの一方で、コストが割高になる点や投資負担が重くなるデメリットが生じます。 JV工場は、大量生産によりコストが抑えられるメリットがある一方で、意思決定に会社間の協議が必要である点がデメリットだと考えています。 当社は、自社工場がお客様により貢献できると判断し自社工場を主軸にして、全国に展開しています。 |
設立 | 1949年3月24日 |
資本金 | 47億3600万円 |
従業員数 | 428名(2023年3月時点) |
売上高 | 2434億7600万円(2023年3月・グループ連結)
★1961年の以来赤字なし!着実な成長と安定経営を続けています。 |
代表者 | 代表取締役社長 平野 晴信 |
事業所 | ■本社
愛知県名古屋市中区錦二丁目13番19号 瀧定名古屋ビル5階 === ■北海道 北海道工場/北海道苫小牧市 釧路工場/北海道釧路市 ★2019年新設!!〈AI・IOTを採用した工場〉 帯広営業所/北海道帯広市 しらおい牧場/北海道白老郡白老町 ■青森県 八戸工場/青森県八戸市 東北アンサーファーム/青森県三沢市 ■宮城県 南東北営業所/宮城県大崎市 ■茨城県 鹿島工場/茨城県神栖市 肥料部 関東営業所/茨城県神栖市 肥料部 神栖工場/茨城県神栖市 ■神奈川県 仕入部/神奈川県横浜市港北区 食肉チーム/神奈川県横浜市港北区 鶏卵事業部 関東営業所/神奈川県横浜市港北区 ■静岡県 大井川試験場/静岡県焼津市 水産部 静岡工場/静岡県焼津市 ■愛知県 知多工場/愛知県知多市 水産部 名古屋営業所/愛知県知多市 肥料部 武豊工場/愛知県知多郡武豊町 肥料部 名古屋営業所/愛知県知多郡武豊町 鶏卵事業部 名古屋営業所/愛知県名古屋市南区 大府研究所/愛知県大府市 加茂研究所/愛知県豊田市 ■大阪府 鶏卵事業部 関西営業所/大阪府大阪市淀川区 ■岡山県 水島工場/岡山県倉敷市 肥料部 西日本営業所/岡山県倉敷市 ■愛媛県 水産部 四国営業所/愛媛県松山市 ■宮崎県 水産部 九州営業所/宮崎県都城市 ■鹿児島県 志布志工場/鹿児島県志布志市 === 中部飼料では「製販一体」のスピード感ある飼料開発と販売を行っているため、 営業担当の多くが工場に勤務しています。 営業と製造が日常的に交流できるような仕組みがあります。 |
グループ会社 | ■連結子会社
中部エコテック株式会社(畜産用機器の販売、メンテナンス) 株式会社ダイコク(畜産農場向け損害保険の取り扱い) 有限会社豊洋水産 吉林華中緑色生態農業開発有限公司 中部チムニー株式会社 みらい飼料株式会社 中部艾科太科(大連)環境技術有限公司 ■関連会社 三通中部飼料(山東)有限公司 IKC Feed Pty Lt |
工場の自動化・IT化を推進 | 近年注目を浴びるAI技術。製造の現場でも高品質の飼料を安定的に供給できる様に
生産効率アップや省力化に向けて実用を進めています。 2019年に新設された釧路工場はその先駆け的存在。 出荷作業の完全無人化を実現しているほか、全スタッフがスマートフォンから製造工程を管理できるようなシステムを導入しました。日本の人口減少や働き方の改善を見据え、これからも積極的な設備投資を続けていきます。 |
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