株式会社三協は、1953年の創立以来、陸・海・空輸送、倉庫保管、通関、輸出入手続きなど、国内外のネットワークを生かし国際複合一貫輸送を展開しております。
新しいビジネスの可能性を追求するお客様のニーズにお応えするため、グローバルネットワーク構築し、海外に物流拠点を確保することを最重要課題として取組んでいます。 北米、欧州、アジア、南米に駐在事務所、海外現地法人および合弁会社を設置するとともに海外物流会社との連携を進め、世界の主要地域をカバーしています。 2016年にRhenus Logistics(ドイツ)のアジア拠点「Rhenus Logistics Asia Pacific」と国内合弁会社を設立。更に2020年にはスリランカ、インドを中心とし、中東、アフリカへもサービスを展開するDART GLOBAL LOGISITICSとの合弁会社を設立しました。私たちはこのネットワークを活用し、更に成長を続けて参ります。
三協では受注から現場の作業までの全てをグループ内で行うことができます。横浜で長い歴史を持つ港湾荷役やトラック運送を得意とした物流専門の企業が多くあり、グループの総合力を活かした安心・安全で質の高いファーストクラスのサービスをお客様に提供しています。
新木場にある東京木材ターミナルを管理運営しています。総敷地面積は東京ドーム5つ分で日本一の規模を誇り、世界最大級の木材ターミナルです。そのほとんどが住宅用木材として利用されています。関東(京浜地区)に流通する住宅用輸入木材は50%以上をこの東京木材ターミナルで取り扱っておりシェアNO.1!みなさんのお住まいに使われている木材は弊社が取り扱ったものかもしれません。私たちの仕事はみなさんの暮らしを支える社会になくてはならない大変重要な仕事であり、日々やりがいを感じながら働いています。
事業内容 | 一般港湾運送事業・国際複合輸送・通関業・倉庫業・貨物輸送取扱業(内航、外航、自動車)
船舶代理店業・はしけ運送業・土地・建物・船舶の賃貸業・物流コンサルタント業・情報サービス業・各種催事企画・立案・運営業・港湾関連施設の管理・運営業・国際物流業 |
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設立 | 1953年(昭和28年)5月1日
横浜の港湾荷役を専門とする「藤木企業」、船会社の「日本郵船」、倉庫会社の「三菱倉庫」の三社が共同出資したことにより「三協」が設立されました。 ~「株式会社三協」誕生秘話~ 120年以上に渡って横浜港の荷役を担ってきた藤木企業の創設者・藤木幸太郎は、信義を何よりも重んじ、お世話になっている得意先との競合関係に立つことを潔しとせず、元請業務への進出には強く難色を示していました。しかし、朝鮮動乱により、横浜港は繁忙を極め、商社、メーカー、船会社から元請契約締結の要請が強まっていました。そこで、藤木企業の経営陣は特に親密な関係にあった日本郵船と三菱倉庫に、藤木企業の元請業務を切り離し、別会社として法人化する構想を打ち明け、了解を求めました。すると、創業者・藤木幸太郎の信義を大切にする人となりを知っていた両社は新会社設立を快諾したばかりではなく、共同出資と可能な限りの援助を表明してくれました。こうして、三協は、藤木企業を筆頭株主とし、日本郵船、三菱倉庫との共同出資により設立されました。 |
資本金 | 2億1千5百万円 |
従業員数 | 203名(2022年4月1日現在) |
売上高 | 単体122億円(2022年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 藤木幸三 |
企業理念 | ~ミナトで培った心と経験を礎に、グローバルな成長を続け、社会に信頼される企業を目指します~
経営方針 (1)お客様の満足度を追求して、サービスの創意工夫に努めます。 (2)「総合物流」企業として安全かつ高品質なサービスの提供に努めます。 (3)すべてのお客様、お取引先に対し、公正かつ適正な取引関係を構築し、公正な企業運営を 通して、適正な利潤の確保を目指します。 (4)海外において、その国・地域の文化や慣習を尊重する経営を行います。 (5)環境に配慮した物流サービスの提供を目指します。 (6)法令を遵守し、さらに社会倫理規範、国際ルールを尊重し、社会的良識をもって行動します。 (7)従業員の人格、個性を尊重する、働きやすく安全な職場環境の実現を目指します。 |
仕事内容 | 弊社のメインとなる業務は4つあります。
国際複合一貫輸送・輸出入通関・港湾運送・国内物流です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― I 国際複合一貫輸送 (1)NVOCC営業 (2)NVOCC業務 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― II 輸出入通関 (1)貿易実務 (2)通関業務 (3)国際物流営業 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― III 港湾運送 (1)倉庫管理業務 (2)本船荷役監督業務 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― IV. 国内物流 (1)フェリー・内航船業務 (2)グループ企業へ作業依頼 |
通関サービス | 弊社は、貨物のセキュリティ管理とコンプライアンス(法令遵守)の体制が整備された事業者として、
2016年に横浜税関よりAEO制度における『認定通関業者』の認定を受けました。 認定通関業者制度を利用した迅速かつ適正な税関手続きで、国際交易の一翼を担っています。 |
三協が取り組む人材育成と求めるスキル | 『クリエイティブな発想でニーズに応える“デザイナー”を育成』
~藤木社長インタビュー~ 産業と社会の国際化が進み、あらゆるビジネスが地球規模で展開する今日、 物流業界は変化し続けています。 ですから弊社では、そうした変化に対応しつつ、『デザイナー』のように お客様一人ひとりのニーズに合わせ、クリエイティブな発想で 物事に取り組めるような人材の育成に力を入れています。 ●Sankyoではどのような人材育成策に取り組んでいるのでしょうか? 弊社の人材育成に関する特徴は、新卒採用であっても経験者採用であっても、入社直後から第一線で仕事をして貰います。 それは、今起きていること、そして変化していることを自分自身で感じてもらう為です。 また、年に2回、海外研修を実施し「世界の物流市場でどのような変化が起こっているのか」を直接肌で感じてもらいます。 もちろん貿易実務に関する座学もありますが、このようなOJTや現場研修を通じて、変化を察知するアンテナの感度を磨いて貰います。 ●Sankyoが求める人材“デザイナー”となるために必要なスキルは何ですか? 一つは、『積極性』です。 お客様の御要望にお応えする為には、お客様自身やその商品に興味を持ち自ら勉強する姿勢が大切です。 弊社の事業は一般のお客様には表立って見えないサービスではありますが、私たちが輸送する貨物は、日頃、目にする日用品や食料、住宅建材といった生活必需品がほとんどです。 学生の皆さんには、まず身の周りにあるものが「どのように自身の手元にまで届いたのか」という事に関心を持ち、勉強してもらいたいです。 そして次に、『コミュニケーション能力』です。 物流に対するニーズが絶え間なく進化している今、お客様の物流パートナーとして広い視野を持ち、柔軟に対応できる事が大切な要素です。 英語が得意な方もいると思いますが、言語は相手とコミュニケーションを取るための道具に過ぎません。 ビジネスの交渉で融通が利かなければ、たとえ語学が出来たとしても仕事では役に立ちません。 海外のお客様であったとしても、まずは相手の立場に立って考えることが基本です。 |
主な取扱い品目 | 木材/紙パルプ/肥料・飼料/米・麦/加工食品/冷凍畜産物・水産物
青果物/雑穀類/機械類/車輌/鉱礦石/金属製品/化学品/石材 ゴム製品/薬品類/塗料/繊維製品/住宅関連資材/雑貨 |
沿革 | ■1953年
港湾運送事業を主目的とし藤木企業株式会社を母体に 日本郵船株式会社、三菱倉庫株式会社の共同出資により横浜市に設立 ■1966年 東京港事務所開設 川崎港事務所開設 ■1967年 千葉港事務所開設 ■1969年 東京支店開設 ■1973年 お台場ターミナル開設 ■1974年 札幌営業所開設 ■1975年 東京木材埠頭営業所開設 ■1976年 大井水産ターミナル開設 京葉ターミナル開設 大黒ターミナル開設 ■1978年 大阪営業所開設 ■1980年 東扇島ターミナル開設 お台場4号倉庫竣工 ■1981年 お台場6号倉庫竣工 ■1983年 第6回増資により資本金2億1,500万円 株式会社商船三井が共同出資者として新たに参加 ■1984年 冷凍コンテナ貨物の一貫輸送開始 ■1986年 福岡営業所開設 ■1987年 青海流通センター上屋開設 ■1988年 船橋中央港埠頭上屋竣工 ■1989年 シアトル事務所開設 ■1991年 茜浜ターミナル開設 ■1992年 米国クリアフレイト社を買収 ■1993年 ワールド流通センター倉庫開設 ■1994年 新港ターミナル開設 ■1995年 中国・大連事務所開設 ■1996年 仙台営業所開設 ■2000年 大連勝獅国際集装箱有限公司設立(出資) ■2001年 東扇島車輌ターミナル部を開設 ■2004年 大連国際集装箱服務有限公司(出資) ■2005年 横浜支店南本牧出張所開設 ■2008年 グリーン経営認証取得 (大黒ターミナル営業所・千葉支店京葉地区) ■2009年 グリーン経営認証取得(お台場営業所6A・川崎支店) バンコク事務所開設 「三協運輸(株)」から「(株)三協」に社名変更 仙台ディストリビューションセンター開設 Kerry Freight (USA)(出資) 千葉テント倉庫建設 ■2012年 カナダにSankyo Global Logistics (Canada), Inc.を設立 タイに合弁会社BTL Sankyo Global Company Limitedを設立 シンガポールに合弁会社Sankyo Global Logistics (Singapore) Pte. Ltd.を設立 South Fraser Container Services (2005) Ltd.を買収 ■2014年 Integrated Global Logistics, S.A.(出資) ■2015年 苫小牧営業所開設 ■2019年 銚子に全額出資会社 三銚ステーションサービス設立 ■2020年 スリランカに合弁会社 DGL Sankyo Logistics Pvt.Ltd.を設立 |
グループ企業 | I. 国内グループ企業
藤木企業株式会社/藤木陸運株式会社/藤木商事株式会社/株式会社みなとコーポレーション/ 第一船舶企業株式会社/株式会社ポートサービス/京浜船貨整備株式会社/ 株式会社みなと輸送/シティアクセス株式会社/株式会社フジキインシュランス/ 株式会社三協エージェンシー/リモビジョン・ジャパン株式会社/ 株式会社ネクスト/三協レイノス株式会社/株式会社三銚ステーションサービス 2. 国外グループ企業 CLEARFreight, INC./CLEARFreight B.V./ GlobeRunners, Inc./ 大連勝獅国際集装箱有限公司/大連国際集装箱服務有限公司/ South Fraser Container Services (2005) Ltd./ BTL Sankyo Global Company Limited/Integrated Global Logistics,S.A./DGL Sankyo Logistics Pvt.Ltd. |
事業所 | <国内拠点>
■本社(横浜市中区) ■東京オフィス(東京都港区) ■大井冷凍営業所(東京都大田区) ■東京木材ターミナルオフィス(東京都江東区) ■大阪営業所(大阪市西区) ■福岡営業所(福岡市博多区) ■東北支店(宮城県仙台市) ■千葉港営業所(千葉市中央区) ■川崎港営業所(川崎市川崎区) ■アライベイサイド営業所(川崎市川崎区) ■トヨタ・オート・オークション営業所(横浜市中区) ■横浜港営業所(横浜市鶴見区) ■大井営業所(東京都大田区) ■お台場営業所(東京都江東区) ■住宅マテリアル課(東京都江東区) <海外拠点> ■アメリカ (ロサンゼルス、アトランタ、シカゴ、ダラス、ヒューストン、マイアミ、 ニューヨーク、ソルトレイク、サンフランシスコ、シアトル、デトロイト、カリフォルニア、ミネソタ) ■カナダ(バンクーバー、トロント) ■チリ(サンティアゴ) ■ペルー(リマ) ■オランダ(アムステルダム、ロッテルダム) ■スリランカ(コロンボ) ■中国(大連、北京、広州、青島、上海、深セン、廈門、香港) ■タイ(バンコク) ■シンガポール ■台湾 (台北) |
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