社会福祉法人共生の里

社会福祉法人共生の里は、【福祉・公益事業を通じて「利用者の幸せ、職員の幸せの実現」に取り組むことで社会貢献する】を経営理念に、身体・精神に障がいを持つ方や、特定の疾患を持つ方が地域で生活し続けられるように支援する「障がい者福祉サービス」を軸とした事業を展開しています。理事長はもともと精神科の看護師であり、病状が寛解した患者が、地域の受け皿がないゆえに退院できない光景をたくさん見てきました。その体験が障がい者福祉に取り組むきっかけとなり、2002年に当法人の前身であるNPO法人「共生の里」を創設しました。2012年には社会福祉法人となり、利用者が求めるサービスを求められる地域で展開しています。

私たちはすべての職員が20年・30年と腰をすえ、毎日高いモチベーションで仕事に向き合える環境づくりを大切にしています。例えばある職員は入職3年目にして新しい施設の開設準備に携わり、活動内容の策定や行政への申告書類の作成など、稼働中の施設ではなかなか経験できない業務に取り組んだ事例もありました。法人全体に挑戦できる機会を提供するカルチャーもあって、職員からは「働いていて楽しい」という声をよく耳にします。当法人が運営する施設は、職員からみても、利用者からみても、まだまだ改善できるところがあります。これからも職員・利用者・地域が一体となり、皆が希望を持てる社会福祉法人を目指していきます。

地域の皆様からのご支持もあり、おかげさまで法人の収益は右肩上がりで上昇を続けています。利益の向上は給与アップと雇用のサイクルを生んでおり、多くの資格取得者によって専門的な支援をスピーディに行える体制を可能にしています。また処遇環境の改善によって、知識・経験が豊富な中間層（30代・40代職員）の定着率もアップ。その結果、新卒・第二新卒の若い職員の成長をサポートする教育受け皿の強化にもつながっています。現場OJTにプラスして研修システムも拡充し、「新人研修」「中堅研修」「管理者研修」など経験層に応じたカリキュラムを用意。現在はオンラインで受講できる研修も増えてきています。