ビジネスエンジニアリング(B-EN-G) 採用チームです。
今回は、当社開業の経緯、製造業との関係、提供するサービスをご紹介いたします。
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■当社の分社・独立まで
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B-EN-Gは、東洋エンジニアリング株式会社(以下TOYO)という会社から分社・独立した会社です。
TOYOは、日本の3大プラントエンジニアリング会社の1つ。プラントエンジニアリングというのは、世界中の工場を設計、建設し、工場の中の配管や製造ラインの設計、そしてITシステムの構築まで実施する、文字通り製造業を支えるエンジニアリング会社です。
1990年代のITへのニーズの高まりを背景に、工場の中のITシステムだけでなく、企業経営に必要なITビジネスへと乗り出すために1999年4月、TOYOのIT事業部から分社・独立しました。
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■B-EN-Gと製造業
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これまでTOYOにて、多くの製造業をクライアントとしてきた経験をもとに着実に業績を伸ばし、開業から1年10ヶ月の日本最速(当時)でJASDAQ市場へ上場、2014年4月には東証一部に上場しました。
クライアントの約8割が製造業であり、文字通り製造業を支えるITパートナーとしてビジネスを展開しています。
日本は、他国と比べて天然資源に乏しい国です。経済力をつけるために、原料(資源)を輸入し、高い技術力をもって、高品質な製品を作ること(加工貿易)で経済力を得てきました。日本の産業の中心は製造業であり「日本の製造業を支えること」は「日本を支えること」に他なりません。
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■提供するサービス
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製造業が継続的に利益を生み出し続けるためには、そのビジネスプロセスである「生産」、「物流」、「販売」というサイクルを「無駄なく、効率的に回す」ことが重要です。この「無駄なく、効率的に」製造業のビジネスプロセスを回すことはSCM(Supply Chain Management)と呼ばれ、当社はこれを実現するためのITコンサルティングとシステム構築を事業としています。
具体的に、どんな問題が生産から販売までで起こるかといえば、
・在庫状況をうまく管理できていない
・生産計画の精度が悪い
・リードタイムが長くかかっている
など様々であり、これらを解決するには、生産で言えば工場、物流で言えば倉庫や輸送業者、販売で言えば本社や営業拠点の連携がカギになってきます。その連携のためには、業務プロセスの再構築やそこで生まれる「情報」の管理がポイントになります。
当社は、業務コンサルティングから情報連携に重きを置いたITコンサルティングの提供やITシステムの構築を行い、クライアントの正確な生産計画や無駄のない在庫管理に貢献をしています。
次回は、B-EN-Gを知るうえで重要なキーワードである「ERP」と「グローバル」についてご紹介します。