株式会社トラバース

測量調査は建築計画に必要な情報を収集するため、敷地の面積や高低差の計測、方位の確認などを行うもの。当社ではトランシットという機器を用いた精密測量を実施しています。地盤調査は建物が沈んでしまうことがないように、地盤に建物を支える強度があるか調べる調査。地盤調査の結果は基礎仕様の決定に用いられ、地盤の強度が不足する場合には地盤改良工事を実施します。当社では基礎地盤の設計の提案も行っています。地盤改良工事は一般的な工法のほか、大臣認定や第三者機関による性能証明を取得した工法を導入。様々な工法の中から、土地の条件や地盤データをもとに適した工法を採用できることが強みとなっています。

現場技術職は、入社後は現場での測量調査や地盤調査、地盤改良工事のアシスタント業務からスタートします。朝は資料の確認や道具の準備を行った後、トラックなどで現場に移動。測量調査はトランシットなどを用いて測量したデータをその場でタブレットに取り込んで図面を作成し、他部署に送信します。地盤調査では機械を使って地盤の強度を調べるほか、自社開発の土取り装置でサンプリングを行うことも。地盤改良工事は大型の建設機械の操作が中心です。作業を終えた後は会社に戻り、翌日のスケジュールの確認や報告書のチェックなどを実施。若手社員は、技術を身につけて1人でできることが増えていくことに達成感を味わいながら活躍しています。

20代・30代の社員が多く、活気ある雰囲気がみなぎっている当社。野球部やバスケットボール部などの活動が盛んで、退社後に自社のグランドで自主練習に励む社員も。現場技術職は、現場での作業が早めに終わった日は、先輩社員による若手社員を対象とした勉強会を開催。図面の見方や基礎の種類といった基本的な知識から、安全に作業を行うためのトラックの設置場所や材料の置き場所などの注意点といった実践的なことまで多岐にわたります。また、年2回会社全体で研修会を実施しています。このほかにも、業務に必要な資格の取得費用を補助する資格取得支援制度を用意。勉強方法やわからない箇所などを先輩社員に気軽に相談できる環境があります。