長野計器株式会社

創業以来120年以上に亘り、当社は国内でも有数の圧力計測制御機器の専業メーカーとして、長年培ってきた独自の技術をベースに積極的な事業展開を進めてきました。当社の高い技術力と市場開拓力・販売力は、国内はもとより海外においても多大な信頼を得ています。現在では国内で約60%のシェアを占める圧力計だけではなく、CO2やNOxの除去に貢献する圧力センサ分野でも好調です。「一芸を極めて世界に挑戦　グローバル・プロ・トップ」を目標とし、2007年4月には東証一部に上場、更に2018年に会社設立70周年を迎えました。今後も独自の技術を生かしたオンリーワン企業を目指し、次世代の技術を生み出す革新的な企業であり続けていきます。

赤ちゃんの寝息ほどの微圧から、ロケット噴射のような超高圧まで、圧力技術が創り出す価値は計り知れません。当社は、数少ない「圧力計測」に関わる総合メーカーとして、他の追随を許さない独自の製品を生み出してきました。例えば、ヨーロッパで普及しているディーゼルエンジン。現在では、環境に配慮したCDI方式が主流となりつつありますが、このシステムに欠かせないのが当社の圧力センサ。欧州産ディーゼル車のほとんどに搭載されています。また、電子ブックや携帯電話などに使われる「半導体」の製造設備、新エネルギーとして期待される燃料電池開発など、未来に向けた最先端分野にも、当社の技術が欠かせません。

近年当社は、車載用圧力センサ、医療関連機器、マイクロマシニングを応用したナノテクノロジー関連製品の研究開発などの新規分野で、着実に成果を挙げております。今後も、さらに積極的に新規分野への事業展開を進めてまいります。また、技術立社を目指す当社では、世界レベルの『ものつくり』及び環境問題におけるＣＳＲ（企業の社会的責任）を通じて産業社会に貢献したい，そんな前向きな姿勢を持った社員が多く働いていることも魅力の一つです。（写真は環境ＩＳＯマネジメントプログラムの一環であるクリーンボランティアでの一コマ）