樫山工業株式会社

売上の約9割を占めるのは「半導体・液晶産業向けの真空ポンプ」事業。スマートフォンや液晶テレビに使われている半導体・液晶などの製造工程にはクリーンな真空環境が不可欠で、その環境を作り出しているのが、当社の真空ポンプです。それ以外にも食品や医療関係、また大学等の最先端の研究機関においても真空ポンプの技術は多く使われています。真空ポンプは汎用性があるので、どこか１つの業界に依存することなく、どんな状況でも乗り越えていける強さを持っていると言えます。1986年に国産初のドライ真空ポンプを開発して以来、この分野においては世界トップクラスのシェアを誇っており、世界No.1にあと一歩というところまで迫っています。

当社の開発は、「設計・試作・試験・改善」と全行程に携わることができるのが魅力です。一貫して携わる責任の重さは当然ありますが、自分で考えたものがカタチになることは開発の面白みでもあります。またその製品を販売し、お客様に喜ばれた時にはこの上ない充実感があります。当社では、社員全員に同じものを求めるのではなく一人ひとりにしかできない「自分らしさ」を求める方針。開発作業も5、6名の少人数でグループを編成し行っています。着実に自分の能力を磨きあげ、独自の発想を製品開発に取り入れられる環境が整っています。さぁ！自分が発信源となり、信念の下につくった製品を世界に送り出しましょう！

世界各地のお客様から信頼を勝ち得るために、技術開発のスピードやメンテナンスのサポート、コストパフォーマンスなど、様々な視点からNo.1を目指しています。そのためにはコツコツと成果を積み上げる永続性のある開発型企業でありたいと思っています。また地域の皆様に愛される企業であることも大切。本社工場の緑化活動は経済産業大臣からも表彰され、冬にはイルミネーションを設置し、毎年ご好評いただいてます。そして社員にも愛されること。サークル活動や忘年会といったイベントに加え、夏には社員家族親睦会『納涼祭』を開催。日頃頑張ってくれている社員と支えてくれている家族に、納涼祭を通して感謝の気持ちを伝えています。