日本医療機能評価機構の認定病院である「谷野呉山病院」を中心に、多くの専門職種による「精神科チーム医療」の推進しています。また、成人期以降の診療も行う「発達外来」、認知症専門の「もの忘れ外来」、患者さんやご家族に病気を正しくご理解いただくための教育入院を行う「依存症外来」という3つの専門外来も設置し、患者さんの社会復帰支援を積極的に推し進め、地域社会の精神医療・保健・福祉の貢献に努めています。
谷野呉山病院は富山県内で唯一「精神科急性期治療病棟」を持ち、急性期から慢性期まで幅広い患者さんを受け入れる体制と設備が整っています。日本医療評価機構の認定も受けるなど高い評価を受ける当院の強みは、「チーム医療」と「社会復帰支援」。一人の患者さんの治療・ケアには、医師、看護師、臨床心理士、精神保健福祉士、管理栄養士、薬剤師、作業療法士などさまざまな高い技術と専門性を持ったスタッフが連携し、チーム医療を行っています。また、入院相談や福祉相談をはじめ、退院後の健康相談、生活支援に至るまで総合的な診療システムをとっています。質の高いチーム医療を実現し、これからも地域の医療・福祉に貢献していきます。
近年の精神医療の進歩や情報社会の発達により、すみやかに受診される方が増え、薬物療法の効果も高まっています。それに伴い、重症化し長期入院する患者さんが減り、精神科治療は社会復帰を見据えたものへと進化しています。当院では患者さんの自立のサポートに注力しており、グループホームやデイケア施設なども併設し、「退院支援」「地域移行支援」「地域生活支援」という多角的な支援を行っています。大切にしているのは、患者さんに寄り添い、強みを生かすこと。病気の完治だけをゴールにするのではなく、患者さんができることや強みに焦点をあてたケアをすることで、一人ひとりの人生がより充実したものになることを目指しています。
正規職員(正社員)として働きながら看護学校に通い、2年で准看護師、さらに3年で正看護師の資格取得が可能です。またその場合は月5万円の奨学金を支給し、勤続年数により奨学金の返済が免除になる制度もあり、看護師を目指す人を積極的に支援しています。当院に勤務している多くの看護師が、働きながら資格を取得しており、現在も活躍中です。また、当院ではほぼ残業がなく、月平均の残業時間は0.8時間。帰宅時間がわかるので、将来的に家庭を持っても働きやすく、結婚・出産後も活躍する人が大勢います。ワーク・ライフ・バランスを大切にし、長く働ける環境を目指し、制度の見直し、院内行事や福利厚生面の充実にも力を入れています。
事業内容 | ●谷野呉山病院
診療科目/精神科、神経科、内科 卒後臨床研修病院(協力型) 日本医療機能評価機構 認定病院(2013年2月よりVer.6) ●谷野医院 診療科目/精神科、心療内科、内科 富山市中心部に位置するアクセスしやすいクリニックです。 ●脳と心の総合健康センター 生活支援センター、生活訓練センター、相談支援事業所、デイケアなどからなる社会復帰を支援する複合施設 ●就労継続支援(B型)事業所 ワークハウス連帯 就職するために必要な力をつけるための作業訓練施設 ●グループホーム家路、なごみ、このみ 社会復帰に意欲があり共同生活は可能だが、家庭環境、住宅事情により住居の確保が困難な方の入居施設 ●認知症疾患医療センター 認知症が疑われるご本人やご家族、関係機関などからのご相談をお受けしています。 鑑別診断を行い、周辺症状に対して適切な医療の提供や対応の助言などを行います。 |
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創業 | 1941(昭和16)年12月30日 |
設立 | 1997(平成9)年8月1日 |
資本金 | 5,000万円 |
従業員数 | 291名(和敬会全体) |
理事長 | 谷野 亮一郎 |
病院長 | 谷野 亮一郎 |
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