サンデン・リテールシステム株式会社

東証プライム市場の電機メーカー「サンデン株式会社」は1943年に群馬県で創業。自動車用エアコンや自動販売機、アイスクリーム用冷凍ストッカー、冷蔵ショーケースなどを製造しており、これら流通システム部門の事業譲渡によって、サンデン・リテールシステム株式会社が設立されました。母体であった「サンデン」の名、そして創業の精神『知を以て開き、和を以て豊に』も併せて受け継ぎ、当社は事業を運営しています。私たちの使命は、社会の常識を変える画期的な製品を創り出し、それによって人々の暮らしに利便性とワクワク感をもたらすことです。そのためにも、社員一人ひとりが笑顔と活気にあふれ、いきいきと活躍する企業を目指しています。

当社では冷凍や冷蔵、保温など『熱』に関する技術による製品開発を主軸とし、食品・飲料向け自動販売機や量販店・飲食店向けショーケース、冷凍・冷蔵コンテナなどを製造・販売しています。そして、新たな製品が新たなビジネスチャンスにつながる例も―。2021年1月にリリースした冷凍食品自動販売機「ど冷えもん(どひえもん)」は、機能性はもちろんのこと、ユニークなネーミングが話題になりました。「ど冷えもんはどこに設置しているの？」「どんな商品が買える？」といった問い合わせが相次いだため、位置情報や商品在庫状況、新商品情報を入手できるスマートフォン専用アプリ「 ど冷えもんGO」を開発。消費者からさらなる注目を集めています。

世の中に新たな業態とサービスを提案するため、利便性に優れた流通システムを創造している当社。加えて、SDGｓ(持続可能な開発目標)達成を視野に入れた取り組みも進めています。そんな企業姿勢を業界や社会にアピールしたいと、展示会への出展も積極的に行っています。日本最大級の食品産業展示会「スーパーマーケット・トレードショー2024」では、「冷凍コールドチェーンで、地球を未来につなぐ」をテーマに、【冷凍加工】【冷凍物流】【小売り】の3つのゾーンを構成し製品やサービスを紹介。 3 つのゾーンにより、冷凍コールドチェーンの一連の流れ体感できるように工夫し、冷凍コールドチェーンの新しい価値創造の可能性を提案した。