尾道造船グループの一員として中型船舶を中心とした造船を手がけている当社
「中型船の佐伯ブランド」として業界では高い認知度を誇っています。
現在は、ロールオン/ロールオフ貨物船(RO/RO貨物船)、プロダクトケミカルタンカー等
付加価値の高い大型船舶づくりにも積極的に取り組んでいます
今後もお客様の高い要望にも応えられる造船技術を強みに、造船づくりに情熱を捧げていきます
海事都市・大分県佐伯市で設立して以来、30年以上にわたり中型船舶を中心とした造船を手がけている当社。「尾道造船グループ」の一員として、さまざまな用途や積荷に応じた性能を実現できる高い造船技術を発揮しています。特にバルクキャリア(ばら積み貨物線)では業界で高い認知度を誇っており、国内外の多くのバルクキャリアづくりに携わっています。今後も「中型船の佐伯ブランド」として、世界で活躍する船舶づくりに取り組むとともに、ロールオン/ロールオフ貨物船(RO/RO貨物船)、プロダクトケミカルタンカーなど付加価値の高い大型の造船にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。
私たちが主に手がけるのは3万7000トン~6万トンの船。造船業界では「中型船」と言われていますが、モノづくり業界全体で見るとスケールとしてはかなり大きな分類に入ると思います。船の建造は一人ひとりの技術の結集があってこそ完成するもの。だから私たちは造船において「チームワーク」を最も大切にしています。社歴や役職、部署に関係なく、みんなで協力し、船をつくり上げる達成感と面白さは、当社ならではの醍醐味と言えるでしょう。今後も、これまで培ってきた技術やノウハウを若手に受け継ぎながら、個人の技術力の底上げを図り、国内外で活躍する多くの船舶づくりに携わっていきたいと思います。
長年のバルクキャリアで蓄積してきた技術を応用し、貨物線、フェリー、大型船などさまざまな船舶づくりに積極的に挑戦している私たち。なかでも、RO/RO貨物線「わかなつ」は、車輌を運ぶ際に船内に固定するラッシングという機能を業界に先駆け自動化し、日本船舶海洋工学会のシップオブザイヤー2006を受賞しました。これからもさらなる挑戦を続けていくために、私たちが大切にしているのが「部署間の連携」。一人ひとりが欠かせない存在であると考え、社歴や役職に関係なく、協力し連携することを心がけています。結果、風通しの良い風土が醸成され、気軽に何でも相談しやすい環境となっています。
事業内容 | 造船業
・バルクキャリア ・ロールオン/ロールオフ貨物船(RO/RO貨物船) ・ケミカルタンカー ・フェリー |
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設立 | 1988年8月29日 |
資本金 | 9000万円(主要株主:尾道造船株式会社、アサカ興産株式会社、朝日産業株式会社) |
従業員数 | 167名(うち外国人実習生27名/2023年9月現在) |
売上高 | 60億円(2021年度実績) |
代表者 | 代表取締役 竹中 浩 |
事業所 | 大分県佐伯市鶴谷町2-5-37 |
沿革 | 1988年8月/佐伯重工業株式会社を設立
1989年7月/尾道造船よりの委託契約船第1号22000MT LOG/BULK CARRIER「KEN WOOD」竣工 1992年4月/RO/RO・フェリーを5隻連続建造し、竣工 1995年6月/22000MT LOG/BULK CARRIER 第25船「BERNES」竣工 1995年8月/当社初の2重外板23,000 MT LOG/BULK CARRIER 第1船「KEN YO」竣工 1998年3月/当社初の2重外板HOLD BOX 形状31,000 MT LOG/BULK CARRIER 第1船“ASTRO ACE”竣工 2000年3月/当社初の全HOLD OPEN HATCH 形状31000 MT LOG/BULK CARRIER 第1船「TETE OLDENDORFF」竣工 2002年8月/第20船目31000 MT BOX TYPE BULK CARRIER「UBC SAIKI」竣工 2002年11月/研掃工場完成、ブロックでのブラスト磨き、塗装工事開始 2003年8月/第1船目40000MT PRODUCT CHEMICAL TANKER「MOUNT FUJI」竣工 2004年12月/第1船目38000MT OPEN HATCH TYPE BULK CARRIER「UBC TAMPICO」竣工 2006年3月/第1船目37000MT OPEN HATCH TYPE BULK CARRIER「REGINA OLDENDORFF」竣工 2006年9月/佐伯重工業 建造100隻目 6000MT RO/RO貨物船「わかなつ」竣工 2006年11月/尾道造船 委託建造船 100隻目40000MT PRODUCT CHEMICAL TANKER「MOUNT KARAVA」竣工 2007年7月/RO/RO 貨物船「わかなつ」が日本船舶海洋工学会のシップオブザイヤー2006 受賞 2009年2月/当社初のボール進水第1隻目となる31,600MT SHAPED TYPE LOG/BULK CARRIER「TEQUILA SUNRISE」進水 2009年4月/第1船目37,000MT OPEN HATCH TYPE BULK CARRIER「REGINA OLDENDORFF」竣工 2011年4月/本社事務所棟新築 2011年5月/大型の300tジブクレーン(左舷)の導入 2011年11月/第二研掃塗装新設(PSPC基準およびブロックの大型化対応型新工場)ブラスト磨き、塗装工事開始 2013年1月/66kV特高受電設備の導入 2015年5月/1号岸壁にて7770立法メートル埋立・整備 2015年5月/船台を長さ237.3m、幅35.5mへ拡張 2016年5月/客船「フェリーしまんと」が日本船舶海洋工学会のシップオブザイヤー2016大型客船部門賞受賞 2017年1月/第1船目60000MT BULK CARRIER「NORD KITAN」竣工 2017年2月/大型の2号300tジブクレーン(右舷)の導入 2017年3月/形鋼自動切断機の新規追加導入 |
会社HP | https://saiki-shi.co.jp/ |
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