株式会社坂東太郎

当社の出店戦略は、「便利な場所を選ばない」こと。そうすることで、家賃コストが抑えられ、人材や食材にパワーをかけられるという利点があります。また、当社の店舗が起点となって人流が生まれることで、地域の活性化にも繋がっています。現在では、自治体と一緒に「人口減少が進む街をどのように活性化するか」といった戦略を立てて出店計画を進めることも増えてきました。こうした評価のなか、自己資本比率や経常利益率も業界平均を上回る実績をあげており、安定感も増しています。今後も地域のために何ができるかを追求し続け、成長を加速させていきます。

私たちの社会的役割は、外食事業や肉の卸し・販売、マルシェ運営といった、食や食材を提供することだけではありません。食を通じて家族だんらんの場を提供することや、日本の食文化を守り伝えていくこと。普段見逃されがちな生産者の大変さや食材をつくる喜び・楽しさなどを伝える「食育」もまた、私たちの役割であると考えています。店舗での取り組みはもちろん、体験パークの建設計画も予定。外食産業の枠を超えて、食を通じて笑顔の連鎖をつくる“しあわせ創造企業”として地域・社会に貢献していきたいと考えています。

当社では、社員一人ひとりの“しあわせ創造”にも注力しています。入社時には皆さんの目標を確認し、その実現に向けたキャリアステップを一緒に考え、成長を支えていきます。実際に、カフェ事業に興味を持って入社し、2年目には事業に携わっている社員もいるんですよ。2ヶ月に1回は研修があり、そこには社長も参加。経営者と近い距離で意見交換できる機会もあります。また、出産・子育てで生活が変わってもキャリアを積みたいという社員の声から、保育園事業もスタートしました。世の中の働き方や価値観の変化に合わせ、社員の意見を取り入れながら、会社の制度も変化させています。