社会福祉法人コロロ学舎加古川

コロロでは「誰一人として排除しない」を理念に掲げて、それを実行しながら自閉症・発達障害者への療育支援を行っています。独自に開発したプログラム「コロロメソッド」に基づいた概念学習・行動トレーニング・適応トレーニングを行うことで、一般的には難しいとされた強度行動障害者に対する集団療育に成功。ご家族から大きな信頼が寄せられています。自閉症の方を家庭だけで療育するは本当に大変なことです。「どんな方でも受け入れる」私たちのような姿勢こそ福祉の本来の姿だと考え、その普及に注力しています。

自閉症や発達障害の方の受け入れは、生半可な気持ちや一朝一夕で身に付けた知識では対応出来ません。一人前になるためには最低でも3年間はかかると思っていてください。逆に言うと、今現在福祉のスキルがなくても３年間実務経験と内外の様々な研修を積むことで、一人前の支援スタッフになれるということでもあります。リーダーを中心とした数名のチームで支援するなかで先輩の技術を見て「コロロメソッド」を身に付けていくのと同時に、「熱中症研修」「人権研修」「防犯講習」などの理論研修や福祉サービスや人権意識についてなど、豊富な研修を用意して職員の育成を図っていきます。まずは、福祉への熱い想いを持ってきてください。

「コロロメソッド」とは、自閉症、広汎性発達障害児・者のために創業者の石井聖が開発した療育プログラムです。「今、子どもの脳の活動水準はどうなっているのか」をキャッチする習慣を大人側が身に付けることができれば、「問題行動を未然に防ぐ、より良い行動に導く、効率の良い概念学習の提供、生活の幅を広げる」ことができるというのが、メソッドの根本原理です。グループとして約40年にわたる施設の運営によって、たくさんの保護者から「コロロがあって私たちが救われた」「コロロと出会って、我が子が変わった」「本当にありがとう」という言葉をいただいています。その感謝の言葉を、兵庫県でこれからもっと集めたいと思っています。