社会福祉法人小山清風会

私たちは入居者様・利用者様のことを「ゲスト」とお呼びしています。実は以前はお年寄り・ご高齢者というような呼び方をしていたんです。でもそれって、身近な人に対する呼び方だろうか―。私たちにとって入居者様や利用者様は、小山清風会に訪れていただいた来訪者であり、職員一人ひとりの大切なお客様＝ゲストである。その敬意とおもてなしの心を込めて「ゲスト」という呼び方をしています。一度きりの人生を私たちのもとで過す選択をしていただいたゲスト様に“輝き”を与えるのが私たちのおもてなしであり、役目です。人生の1日1日を心地よく、大切に過ごしていただく。そのためには経験より、その方を思いやる気持ちが大切だと考えます。

介護はチームワークが大切。そう私たちは考えています。仕事は、楽しいときもあれば、しんどい時もあるもの。あなたが悩んでいるときにはチームのみんなが守ってくれ、チームの誰かが困っていたら、今度はあなたが支えてあげる。そこに、先輩も後輩も、ベテランも新人も関係ありません。全員で喜び・悩み・乗り越える。そんな環境を大切にしています。始めはきっとわからないこともたくさんあるでしょう。そんな時は自身で考えることも、周りの手を借りることもどちらも大切。だんだんとで構いません。1歩1歩、介護職員としても人としても成長していってくださいね。もちろんそのための研修制度等もしっかり整えています。

介護職の仕事は「人」と「人」との仕事です。だから、こうすれば絶対に正解だというモノがありません。前はこれで喜んでいただけたのに、今回はダメだった。なんていうことが起こり得ます。それは、あなたが向き合っていただくのが感情を持った人間だから。だからこそ、介護の仕事は面白いともいえるんです。今日はなんだか嬉しそう。ちょっと具合が悪いのかな。ゲスト様を見て、ゲスト様の想いを感じて仕事に励んでください。私たちは介護の本質を「心」だと考えています。人々の「心」に真摯に向き合える姿勢。「心」と「心」の繋がりを大切にしたい、という想い。そんなあたたかな方をお待ちしています。