【キッコーマン株式会社】:持株会社としてのグループ戦略立案及び各事業会社の統括管理
【キッコーマン食品株式会社】:しょうゆ、しょうゆ関連調味料、食品、酒類等の製造及び販売
【キッコーマン飲料株式会社】:飲料の販売
【キッコーマンビジネスサービス株式会社】:総務、人事、経理部、情報システム等の間接業務の提供
*2009年10月1日より持株会社制へ移行しました。
「おいしい記憶」は、食にまつわる体験を通じて積み重ねられます。楽しさやうれしさといった食卓での雰囲気。こころもからだもすこやかになっていきます。地球上のより多くの人がしあわせな記憶を積み重ね、ゆたかな人生を送れるようお手伝いをしていきたい、という想いをこめています。
1957年にアメリカ・サンフランシスコに販売会社を設立して以来半世紀余り。現在では約100カ国にしょうゆをはじめとした多様な製品・サービスを提供するまでになりました。今やしょうゆのことを“Soy Sauce”ではなく“KIKKOMAN”といったほうが通じるところもあります。日本の食文化を支えるしょうゆが、その国の食生活と融合し欠かせない調味料になっていったという証ではないでしょうか。しょうゆのラベルにある“All Purpose Seasoning(万能調味料)”という言葉が、そのことを物語っています。今後も、まだ“KIKKOMAN”を知らない多くの人に、その味を広めていきたいと考えています。
キッコーマンと聞けば、多くの人が「しょうゆ」と答える国内において圧倒的シェアのメーカー。その300年以上の歴史は、バイオ技術の歴史ともいえます。しょうゆの醸造自体が、まさに「バイオ」そのものであり、キッコーマンはしょうゆ醸造の強みを活かしながら、「挑戦」と「変革」を続け、技術革新をおこなってきました。この強みを活かし、今ではしょうゆだけでなく、デルモンテブランドのトマトケチャップやジュース、マンズワイン、マンジョウ本みりんなど、マーケットに認められる多くの商品・サービスを産み出しました。キッコーマンは、しょうゆメーカーではなく「食と健康」を提供する企業として、人々の暮らしに貢献しているのです。
事業内容 | 【国内事業】
1.メーカーとしての商品の製造・販売 1)しょうゆ:当社の原点である 2)しょうゆ周辺調味料:しょうゆの技術を活かした研究・商品開発により、「本つゆ」などのつゆ類や 焼肉のたれ、手軽な和風おそうざいの素「うちのごはん」シリーズなど、多くの商品を展開してい ます。 3)デルモンテ:トマトケチャップやジュース、缶詰などでおなじみのデルモンテ製品を取り扱っていま す。 4)酒類:しょうゆと並び和食に欠かせない調味料である「マンジョウ本みりん」、それにマンズワイン など、バラエティある商品群を取り扱っています。 5)豆乳:豆乳事業は、主力の「調製豆乳」のほか、「おいしい無調整豆乳」や豆乳飲料シリーズなど の紙パック入り豆乳製品に加え、チルドカップを使用した商品や穀物飲料など市場活性化に向けた商品を発売しております。 6)健康食品:大豆やトマト、ぶどうといった当社商品の開発・研究技術を活かした健康食品の開発を 行なっています。 2.バイオ事業 酵素の研究技術等を活かして臨床検査試薬や衛生検査キットの開発・販売、医薬品原料の製 造・販売などを行なっています。 【海外事業】 1957年に本格的にアメリカへ進出し、サンフランシスコにキッコーマン・インターナショナル社を設立、アメリカの食文化にしょうゆを浸透させてきました。その後、「食文化の国際交流」を世界規模で展開してきた成果は着実にあらわれ、現在、キッコーマンのしょうゆは世界約100カ国で使われるまでになっています。 生産拠点も、1973年にアメリカ・ウィスコンシン州に初めて工場ができて以来、シンガポール、台湾、オランダ、アメリカ第2工場(カリフォルニア州)と、海外での市場のひろがりにあわせて増やしてまいりました。そして、2002年春には中国上海郊外の中国工場からの出荷が始まり、現在では「5ヶ国7工場」から製品をお届けしています。 また、キッコーマン製品の製造・販売のほか、キッコーマン製品に限らない東洋食材の卸売やレストラン事業も展開しており、海外において和食をはじめとしたアジアの食文化を広める活動もおこなっております。 もちろん、海外進出にあたっては、地元との融和を実現し良き企業市民としての存在に心がけます。 |
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設立 | 1917年12月 |
代表者 | 代表取締役会長 堀切 功章
代表取締役社長 CEO 中野 祥三郎 |
資本金 | 11,599百万円(2022年3月31日現在) |
事業所 | ●本社/野田、東京
●工場/野田、高砂 ●研究開発本部、商品開発本部/野田 ●営業拠点/北海道、東北、関東、首都圏、中部、近畿、九州、中国など ●海外/アメリカ、シンガポール、中国、台湾、ドイツ、オランダほか |
関連会社 | 日本デルモンテ(株)、マンズワイン(株)、キッコーマンソイフーズ(株)、太平洋貿易(株)、総武物流(株)、JFC INTERNATIONAL Inc., KIKKOMAN FOODS,Inc., 他 |
売上高 | 5,164億円(2022年3月期) |
業績推移 | 【業績推移(連結)】
決算期 売上高 経常利益 (単位百万円) 2005年3月 344,625 16,649 2006年3月 359,906 17,350 2007年3月 392,611 20,983 2008年3月 413,938 22,388 2009年3月 412,649 17,966 2010年3月 285,690 19,136 2011年3月 283,463 16,751 2012年3月 283,239 15,242 2014年3月 343,168 23,847 2015年3月 371,339 24,364 2016年3月 408,372 31,029 2017年3月 402,174 32,037 2018年3月 430,602 35,985 2019年3月 453,565 38,417 2020年3月 468,616 39,826 2021年3月 439,411 42,650 2022年3月 516,440 52,270 *2010年3月の売上高について コカコーラ事業が連結対象外となったため、前期に比較して 大幅な減収となりました。 ※2021年よりIFRS基準の公表となります。 |
売上構成 | 【2022年3月期 事業別売上高構成 連結】
国内食料品製造・販売事業 29% 国内その他 4% 海外食料品卸売事業 50% 海外食料品製造・販売事業 22% 調整額 -5% |
従業員数 | 【従業員数(連結)】
7,686名(2022年3月31日現在) |
ビジョン | キッコーマン株式会社は、新たな長期ビジョン『グローバルビジョン2030』を策定しました。これは2030年を目標とするキッコーマングループの【目指す姿】とその戦略を定めたものであります。2030年に向けて、「新しい価値創造への挑戦」をテーマに、キッコーマングループは大いなる挑戦をしてまいります。
【目指す姿】 (1)キッコーマンしょうゆをグローバル・スタンダードの調味料にする 北米市場において「キッコーマンしょうゆ」が日常生活に浸透しているような姿を、世界中で展開し、各国の食文化との融合を実現していく (2)世界中で新しいおいしさを創造し、より豊かで健康的な食生活に貢献する 常に革新と差異化に挑戦することで、世界中の人々のおいしさや健康につながる価値ある商品・サービスを提供していく (3)キッコーマンらしい活動を通じて、地球社会における存在意義をさらに高めていく 地球社会が抱える課題の解決に寄与することにより、世界中の人々からキッコーマンがあってよかったと思われる企業になる 【2030年への挑戦】 【目指す姿】の実現に向けて、重点戦略を定め、2030年への挑戦を行ってまいります。 戦略の核は≪No.1バリューの提供≫です。 ≪No.1バリューの提供≫ (1)グローバルNo.1戦略 しょうゆ、東洋食品卸は、それぞれのビジネスモデルをより発展させ、グローバルNo.1の地位を強固なものとしてまいります。 日本の食文化を世界各地の食文化に融合し、新しい価値をお届けするために、「しょうゆ」「東洋食品卸」の両輪により、グローバルな展開をより進めてまいります。 (2)エリアNo.1戦略 しょうゆや東洋食品卸以外のデルモンテ、豆乳、ワイン、バイオ事業では、蓄積された技術やノウハウなどを活用し、特定の地域、領域で確かな価値を提供し、エリアNo.1の地位を固めてまいります。 (3)新たな事業の創出 内部資源と外部資源を有効に活用し、新たな事業の創出に挑戦してまいります。 ≪経営資源の活用≫ 「新たな事業の創出」を含む、≪No.1バリューの提供≫を支えるものが、≪経営資源の活用≫です。 (1)発酵・醸造技術のさらなる活用 これまで微生物の活用により培ってきた発酵・醸造技術をさらに進化させ、食品加工技術を高めることで、既存事業の強化・拡張、新規事業の創出による「新しい価値の提供」を行ってまいります。そのために研究開発・商品開発力のさらなる強化を行います。 (2)人材・情報・キャッシュフロー 人材、情報、キャッシュフローなどの経営資源を最大限活用することで、「グローバルNo.1戦略」および「エリアNo.1戦略」を推進するとともに、「新たな事業の創出」を加速してまいります。 |
【新型コロナウイルス感染症への対応】 | ・選考会場入り口にアルコール消毒薬を用意します。 |
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