仕事内容 ■工法開発職の仕事 工法開発職は、当社のモノづくりの根幹を支える「製造プロセスそのものを設計する職種」です。 日本国内の主要自動車メーカーへ部品を供給する当社では、部品・金型・素材・設備をすべて自社で完結させる「超一貫生産」を強みとしています。 工法開発職は、この一貫体制の中心に立ち、新工法開発/新ライン開発/金型設計/工程設計/シミュレーション解析など、冷間鍛造の高度専門領域を担います。 ■ 主な仕事内容 ・新工法開発(冷間鍛造の“理論と仕組み”をつくる) 顧客要求(強度・精度・コスト)から逆算し、最適な鍛造プロセスを設計 シミュレーションソフトを用いた工程検討 素材の流動、応力、変形量の解析に基づくプロセス最適化 ・新規ライン・設備の開発 工法に応じた鍛造設備・搬送装置・自動化設備の企画・設計 必要に応じて自社でライン構築(内製化) ・ 金型設計 冷間鍛造に不可欠なダイス・パンチなどを自社設計 材料特性(超硬素材)を理解し、ミクロン単位の精度で設計 ・ 工程見積もり・製造性評価 顧客図面から工程フローを策定 サイクルタイム、生産性、材料歩留まりなどを総合的に評価 ・試作・検証・量産化立ち上げ 設計した工法を現場に導入し、試作評価 不具合解析、改善提案、品質・生産性の最適化 量産立ち上げの技術サポート ■ 工法開発職の仕事の流れ (工法開発 → 設計 → 試作 → 量産化) 【1】初期検討・理論構築 ・顧客図面、材料特性、要求精度をもとに工法案を立案 ・素材の流れ・応力を理論的に検討 【2】シミュレーション解析 ・素材の変形、金型の応力集中を予測 ・工程数や鍛造負荷を最適化 【3】金型・設備設計 ・CADで金型モデルを作成 ・必要な自動化設備の検討・設計 ・社内の金型工場や設備技術チームと連携 【4】試作・現場検証 ・鍛造試作で実際の形状・精度・負荷を確認 ・製造・品質部門と改善点を詰める 【5】量産化・顧客対応 ・工程の安定化、サイクルタイム向上 ・顧客への技術説明・改善提案 ■ 活かせる専攻(理系限定職) ◆ 機械工学 ・塑性加工理論、応力解析、熱力学 ・CAD/CAMによる金型・設備設計 ・ロボット・自動化技術 ◆ 材料工学 ・金属組織学、熱処理、材料強度 ・超硬合金(金型素材)の寿命向上 ・素材流動の観点からの工法最適化 ◆ 電気電子・情報工学 ・生産設備の制御ロジック、シーケンス設計 ・IoT化、稼働データ収集・解析 ・工程最適化に向けたデジタル技術活用 ※入社後に冷間鍛造について一から学べる環境があります ■ 社内外との関わり ● 社内 ・製造部門:試作・立ち上げ時の工程調整 ・生産技術部門:自動化設備の設計・導入検討 ・金型部門:金型の製作・改善 ・品質管理部門:寸法精度・品質保証 ・営業部門:新規案件対応・工程見積対応 ● 社外 ・自動車メーカー:案件対応・工法説明・改善提案 ・材料・設備メーカー:技術折衝、共同開発 ■ 1日のスケジュール例 9:00 前日解析データのレビュー、工法会議 10:00 新規部品の金型設計(CADモデリング) 13:00 製造・設備部門と現場改善ミーティング 15:00 顧客からの技術問い合わせ対応 17:00 終業(翌日の試作準備) ■ やりがい・キャリア ● やりがい ・“作り方そのもの”を生み出す高度技術職 ・材料・設備・金型をすべて自社で扱うため、非常に広い技術領域を経験 ・自分の設計した工法が、国内大手メーカーの量産品に直結 ・数億円規模のコスト改善に貢献することも ● キャリアモデル ・工法スペシャリスト(冷間鍛造の専門技術者) ・設備開発エンジニア(自動化設備の開発) ・プロジェクトリーダー/マネージャー(複数工法の統括) ・スマートファクトリー推進エンジニア ■ メッセージ 当社には、冷間鍛造の理論・金型・設備・素材をすべて自社で扱える貴重な環境があります。 理系学生が持つ材料・機械・電気・情報の知識がダイレクトに活かせ、さらに総合的に成長できる職種です。 「モノづくりの常識を変える」工法を、自分の手で生み出したい。 そんな意欲を持つあなたを、私たちは待っています。
配属職種について
入社後は記載の職種で配属されます。