仕事内容 ■株式会社片桐製作所が、国内自動車メーカー全社から「信頼」を勝ち取り、重要部品を供給し続けている最大の理由は、「超一貫生産体制」が実現する絶対的な品質にあります。 品質管理職は、この信頼の基盤を守り、さらに高めるための「技術の保証人」です。 私たちは、製品の検査だけでなく、工法設計から素材選定に至る全てのプロセスが、世界基準を満たしているかを第三者的な視点から厳しくチェックし、会社の生命線である信頼を守り抜きます。 なお、当社の品質管理職は理系出身者だけでなく、文系出身の社員も多数活躍しています。 入社後には基礎から専門知識を学べる研修や、先輩がマンツーマンでサポートするOJT体制が整っており、「ゼロから技術を身につけたい」という意欲があれば十分にスタートできます。ご安心ください。 ■あなたのミッションは、「不良を出さない仕組み」と「不良を流さない仕組み」の両方を構築・運用することです。 部品の製造に携わる技術者として、ミクロン単位の精度が求められる製品を、いかに安定的に、かつ永久的に高品質で提供できるかを追求します。 具体的には、ISO/IATFなどの品質マネジメントシステムを運用し、開発・製造・営業といった全部門を横断的に巻き込みながら、全社的な品質レベルの向上をリードします。 ■業務プロセス詳細(設計検証→検査→マネジメント) 品質管理職は、製品が生まれる川上から顧客の手元に届く川下まで、全工程に関わります。 設計段階での品質検証(川上への関与)工法開発職が設計した金型や生産プロセスに対し、「この工法で本当に設計寿命まで不良を出さないか」を検証します。 製品の耐久試験や、素材の金属組織分析を行い、製品仕様が満たされることを科学的に裏付けます。 製造工程の管理・検査(リアルタイムチェック)量産開始後、製造工程における品質チェックポイントを設定し、測定機器(三次元測定機など)を用いた抜き取り検査や、データ収集によるリアルタイム監視を行います。 異常が発生した場合、製造現場と連携し、迅速に原因究明と再発防止策を講じます。 品質マネジメントシステムの運用(信頼の仕組みづくり)国際規格に基づいた品質保証体制を維持・改善します。 顧客からの監査対応や、全社的な品質マニュアルの作成・教育を通じて、品質意識を全従業員に浸透させます。 「人」の育成も含めたマネジメントを行います。 顧客対応・対外折衝(信頼の獲得)顧客からの製品に関する問い合わせや、万が一の不具合発生時に、原因究明の調査結果をデータに基づき報告します。 技術的な信頼をもって顧客と対峙し、会社の信用を守ります。 ■使用する技術・知識(専攻との接続) 品質管理職は、測定技術だけでなく、開発・工法・材料の知識が複合的に活きる職種です。 <全専攻別の活かし方> 機械工学 └製品図面の理解、三次元測定機など精密測定機器の操作、製品の強度・耐久性評価。 材料工学 └金属組織の分析、素材の特性評価、不良発生時の組織的な原因究明。 電気電子工学 └製造設備のセンサーや制御システムからの品質データの収集・管理。 情報工学 └品質データ(ビッグデータ)の統計解析、AIを活用した異常検知システムの構築。 <文系出身の方へ> 品質管理で必要となる専門知識や測定技術は、入社後の研修・OJTを通じて段階的に習得できます。 図面の読み方や測定機器の扱い方、品質マネジメントの基礎など、段階ごとに研修カリキュラムを用意しているため、文系の方でも着実に専門性を高められます。 実際に、現在活躍している文系社員も、入社後に技術を学び、品質管理の中核として成長しています。 ■社内外との関わり(チーム・顧客) 社内では、工法開発職、設備管理職、製造オペレーターの全員があなたのパートナーです。 彼らと連携し、品質に関する課題解決をリードします。 社外では、大手自動車メーカーの品質保証担当者や、国際認証機関の監査員と折衝を行い、当社の技術的信頼性を証明します。 ■1日のスケジュール例 9:00朝礼・品質データレビュー(前日の製造工程データと検査結果を分析)チームメンバー 10:00新規部品の耐久試験結果の分析と工法開発部門へのフィードバック工法開発部門 13:00製造現場での製品検査立ち会い(三次元測定機を用いた精密測定)製造オペレーター 15:00ISO品質マネジメントシステムの文書レビューと社員教育計画の作成全社関連部署 17:00顧客からの品質保証に関する監査資料準備、技術的な裏付けデータを収集営業部門 18:00終業(技術的な正確さと、ロジカルな思考が効率を生みます) ■専門職としてのやりがい・達成感 品質管理職は、製品の「最後の砦」であり、全社の技術を統合し、会社の信用をデータで裏付ける「経営に近い技術職」です。 単なる検査員ではなく、品質マネジメントというポータブルスキルと、製造プロセス全体を理解する複合技術が身につきます。 あなたのサイン一つが、数百万台の自動車の安全性を保証する、その重みとやりがいが技術者としてのキャリアを深めます。 ■将来のキャリアモデル 入社後、OJTや研修を通じて品質管理・測定技術の基礎を習得。 その後、特定の精密部品の「品質技術スペシャリスト」として専門性を高める道、あるいは、全社的な品質マネジメントシステムや、顧客対応を統括する「品質保証マネージャー」として組織をリードする道を選択できます。 文系出身でも、専門知識と経験を積み、役職者として組織をリードする社員も多くいます。 入社後の教育体制が整っているからこそ、バックグラウンドに関わらずキャリアを描けます。 ■私たちは、創業78年の歴史に甘んじず、次世代のモノづくりに挑み続けています。 あなたの論理的な思考力と探求心を、会社の未来、そして日本の製造業の信頼を支える「品質のプロ」として活かしませんか。
配属職種について
入社後は記載の職種で配属されます。