食品メーカーの就活スケジュールは早い?インターンシップの時期や就活のポイントも解説

打ち合わせ中のビジネスパーソン

食品メーカーに興味があり、就活をいつから始めるか迷っている人は少なくないでしょう。

食品メーカーはおおむね一般的なスケジュールで進みますが、近年は「早期選考」として、早く採用活動を始めるメーカーも増えています。一般的な就活スケジュールと比べながら、業界ならではの動きや、早期選考への備えについて知っておきましょう。

この記事のまとめ

  • 食品メーカーの就活スケジュールは、大学3年生(卒業前年度)の終わりから大学4年生(卒業年度)にかけて動くのが一般的とされてきました
  • 近年は大学3年生の冬から「早期選考」を実施するメーカーも増えています
  • 早期選考の応募には、インターンシップの参加が求められることがあります。そのため、応募する場合は、大学3年生に進級したころから情報収集をはじめとした準備を進めておきましょう

食品メーカーとは?

食品メーカーとは、原材料を仕入れ、食品として加工する製造業者のことです。

菓子や冷凍食品を製造する加工食品メーカー、清涼飲料水や酒類を扱う飲料メーカーなど、さまざまなジャンルのメーカーがあります。

食品メーカーとは

食品業界の全体像や職種について詳しく知りたい方はこちら

食品メーカーの基本的な就活スケジュール

食品メーカーの就活スケジュールは、政府推奨の一般的なスケジュールと大きく変わりません。

ただし、近年は一般的なスケジュールよりも時期が早い「早期選考」を実施するメーカーも増えています。人気の高い業界であるため、「早期選考」での内定を目指して動く学生もいます。

一般的な就活スケジュールは以下の通りです。下記に解説する「早期選考」と併せて、選考時期の目安を押さえておきましょう。

食品メーカーの就活スケジュール例

食品メーカーの詳細な就活スケジュールは?

具体的に、どういった流れで就活が進んでいくのか、時期やイベントを見ていきましょう。ここでは例として、4年制大学の学生のスケジュールを紹介します。必要に応じて、自分の学年に置き換えて考えてみてください。

なお、具体的な採用スケジュールは企業によって異なるため、志望する企業が決まったら、個別に調べることも大切です。

時期内容
大学3年生(卒業前年度)の春〜冬インターンシップ
大学3年生(卒業前年度)の冬〜春早期選考開始
大学3年生(卒業前年度)の3月ごろ〜大学4年生(卒業年度)の夏会社説明会、選考エントリー、本選考、内々定、内定
大学4年生(卒業年度)の夏〜引き続き本選考を実施

大学3年生(卒業前年度)の春〜冬:インターンシップ

インターンシップは、早い企業で4月ごろから、一般的には6月ごろから募集が始まり、夏休みを中心に実施されます。また、夏のインターンシップとは別に、秋のインターンシップや冬のインターンシップを開催する企業もあります。

大学3年生(卒業前年度)の冬〜春:早期選考開始

食品メーカーの中には、政府推奨スケジュールよりも早く選考を行う企業もあります。冬ごろには、一部の企業は選考を始めていると考えておきましょう。

また、インターンシップ参加者に限定している選考もあるので、気になる企業については早期選考の有無や、今年度・前年度の採用スケジュールを個別に調べておくことが大切です。

大学3年生(卒業前年度)の3月ごろ〜大学4年生(卒業年度)の夏:会社説明会、選考エントリー、本選考、内々定、内定

政府推奨スケジュールでは、大学3年生の3月から企業の採用広報が開始され、企業へのエントリーや会社説明会、エントリーシート(ES)の提出が始まります。その後、6月ごろから正式な採用選考である「本選考」が開始され、順次内々定が出され始めます。この時期が就活の山場となります。

なお、企業によっては、早期選考の状況に応じて本選考の実施方法や募集枠を変更する場合があります。本選考の時期を見据えつつ、少し早めに動き出しておくと、よりスムーズに進めやすくなります。

大学4年生(卒業年度)の夏〜:引き続き本選考を実施

夏までに多くの大手企業の本選考は一段落しますが、追加募集を行う大手企業もあります。また、中小企業や通年で選考を行う企業、もともと採用スケジュールを遅らせていた企業なども、継続して本選考を実施しています。

食品メーカーのインターンシップの時期や内容は?

食品メーカーのインターンシップは、大学3年生の夏・秋・冬それぞれの時期に実施されることが多いとされています。

大手メーカーが実施するインターンシップは1週間程度の実施が中心ですが、より長期のインターンシップが実施されることもあります。

インターンシップの内容は募集されている職種によってさまざまですが、実際の製品の設計や開発過程を学んだり、新商品の企画を考えたり、品質管理や生産工程の理解を深めたりするプログラムなどがよく見られます。また、グループワークや社員との座談会を通じて、食品メーカーならではの仕事の進め方や企業文化に触れられる機会が設けられている場合もあります。

早期選考を実施する企業の場合、インターンシップが選考に組み込まれていたり、参加の有無を選考の条件にすることもあります。そのため、志望する企業が決まっている場合は、インターンシップへの参加も考えておきましょう。また、志望する企業が決まっていない場合も、インターンシップは業界の仕事内容や働き方を直接学ぶ良い機会になります。

時期ごとのインターンシップの違いは、以下の通りです。なお、すべて大学3年生の冬以降の早期選考につながる可能性があるのは共通しています。

実施時期(大学3年生)募集時期(大学3年生)詳細
夏(8月〜9月)4月〜6月ごろ募集や実施が最も多い時期です。その分応募する人も多く、人気の企業はすぐに締め切られてしまうので、早めにスケジュールを確認しておきましょう。
秋(10月〜11月)8月〜9月ごろ夏に比べると競争率は低く、インターンシップの期間も短い傾向にあります。
冬(12月〜2月)10月〜11月ごろ秋と同じく、期間は短めです。また、就業体験よりも、企業理解を深める場として設けられているケースもあります。

【まとめ】一般的なスケジュールを参考にしつつ、早期選考も視野に入れておこう

食品メーカーは以前から人気の業界です。また、近年は一般的なスケジュールよりも早期に選考を実施するメーカーが増えているため、余裕を持って準備することが大切です。

早期選考に応募する場合は、インターンシップへの参加もぜひ考えておきましょう。インターンシップでの評価や参加の有無が、早期選考に影響する可能性があります。早ければ夏のインターンシップに参加することになるので、逆算して、大学3年生の夏ごろまでに、ある程度の自己分析や業界・企業研究を進めておくのが良いでしょう。

志望するかどうか迷っている人や、まだ仕事のイメージが固まっていない人は、「インターンシップ&キャリア」のプログラムに参加してみてはいかがでしょうか。リクナビには、ほかの業界も含めて、さまざまなプログラムが掲載されています。低学年でも参加できるプログラムもありますので、自己分析や業界・企業研究を深めるなど、準備に役立つプログラムがないか見つけてみましょう。

監修:株式会社インディードリクルートパートナーズ リサーチセンター 上席主任研究員 栗田貴祥

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。