設計
仕事内容
素材、形状のデザインや機能的に問題ないか一つ一つチェックをしながら商品の元を開発する仕事です。
また、実製品を作成するすべての部署と関わるため、仕事を進める上での関係者は多くなります。
その為、スケジュール管理が求められる仕事です。
業務内容はオフィス内でマーケティングデータや自社技術を生かした商品の設計をPCや図面で行うことが多いです。
また、配属先は工場横のオフィスになる可能性が高い為、工場が全国展開されている企業であれば転勤の機会があります。
- (具体的な仕事例)
- 製品・用途に合わせた仕様や企画の検討
- 要件・要求に合わせたデザイン/ロジックの設計・シミュレーション
- 試作・評価、量産検討、材料の選定および製造段階の保守サポート
- 販売後の製品マイナーチェンジ、不具合の改修
- マーケティングや商品企画と連携した設計テーマの選定
こんな人におススメ
- 自分が作ったものが店頭に並ぶので、自分の仕事を人に自慢したいと思う人やユーザー(消費者)に直接評価されたい、という思いのある人
- 新製品の設計サイクルが近年早まっているので、常に最新技術や市場動向をキャッチアップするための努力が続けられる人
- 仕様・デザイン・機能・ユーザビリティ等をめぐり、ユーザーや取引先を始め、大勢のスタッフとの調整能力が問われるため、人と協力し物事を創り上げることが得意な人
- バランスのとれたペース配分ができる人
企業が見ているポイント
- 人柄:他部署との調整業務も多くなるため、話すことが好きで、周囲から好感を持たれるコミュニケーションができるか
- 研究:高い専門性よりは、基礎知識がしっかりしている人か。
将来のキャリアパス
設計のキャリアは、転職市場で非常に求人が多く、汎用性の高いエンジニアといえるでしょう。
年齢を重ねながら、メンバーを持ち、プロジェクトリーダーとなるのが一般的です。
設計する製品が量産品である場合などは、企業の経営を左右する重要なプロジェクトの責任者、
つまり技術部門を代表する経営幹部としてのポジションで仕事をすることもありますので、
ビジネス感覚も重要になります。
メンバーやプロジェクトを束ねながら、自らも設計し続けるプレイングマネジャー的に活躍している方も少なくありません。
また、マーケティングや商品企画のスタッフと連携して先々の設計テーマを選定する商品開発というキャリアパスもあります。