カーボンニュートラルへの挑戦

2050年カーボンニュートラルの
実現に向けて

日本鉄鋼業では、地球温暖化問題を鉄鋼業界の最重要課題と位置づけ、2021年2月に「我が国の2050年カーボンニュートラルという野心的な方針に賛同し、これに貢献すべく、日本鉄鋼業としてもカーボンニュートラルの実現に向けて、果敢に挑戦する。」ことを表明しました。

日本鉄鋼連盟 カーボンニュートラル行動計画。2013年から2030年までに30%削減。2050年までにカーボンニュートラルを実現。

2050年カーボンニュートラルの実現に向け、
超革新的技術開発にチャレンジしていきます。

日本鉄鋼業は「エコプロセス」、「エコプロダクト」、「エコソリューション」の3つのエコと「革新的技術開発」の4本柱で地球規模でのCO₂削減にこれからも貢献するとともに、カーボンニュートラルの実現に挑戦していきます。

エコプロセス、エコプロダクト、エコソリューション、技術革新(COURSE50、フェロコークス等)や超技術革新(水素還元製鉄、CCS、CCU等)を用いてカーボンニュートラルの実現に挑戦していきます。

水素還元製鉄の
技術開発にチャレンジ

現在の世界の鉄鋼生産の多くは、鉄鉱石を石炭(炭素)で還元する「高炉法」という、エネルギー効率、生産性共に非常に優れた鉄鉱石還元法により行われています。カーボンニュートラルの実現には、「水素還元製鉄」も必須と考え、この技術開発にもチャレンジしています。
しかし水素で還元すると水が出て温度が低下します。そうすると炉の中が固まるため、可燃性である水素の温度を千何百度まで上げる必要があります。爆発性のある水素ガスを大量に高温に加熱する技術はこれまで世の中のどこにもない技術で、非常にハードルの高い技術開発です。

炭素による鉄鉱石の還元を水素による鉄鉱石の還元にすことへのチャレンジ

カーボンニュートラルへの挑戦

2050年カーボンニュートラルの実現に向けては、水素還元製鉄をはじめ様々な課題があります。
日本鉄鋼連盟カーボンニュートラル特設サイトでは、日本鉄鋼業の果敢なチャレンジを紹介しています。

日本鉄鋼連盟カーボンニュートラル特設サイト