初めてリーダーになった時は、
気持ちだけ選考して、
とても空回りしてしまった苦い思い出があります。
リーダーという役回りを得たことによって、
自分が偉い立場になったと勘違いをして、
メンバーに、偉そうにふるまってしまい、
相手の話を受け止めず、一方的に指示を出したり、
自分がやってほしいことだけを要求したりした結果、
チームとしての成果が全く出せず、
誰も、自分についてきてくれてなかったことに、
後になって気づきました。
うまくいっている先輩リーダーをよく見て分かったのは、
リーダーだから皆がついてくるのではなく、
リーダーとしての相応しい行動に皆がついてくるのだ
ということに気づき、
そこからは、
自らがまずはやって見せるということはもちろん、
どうしたらうまくいくのかを、
メンバーと一緒になって考えて動くようにしました。
その結果、前と違って、
チームとしての成果が出せるようになりました。
この経験から、
自分は、偉くなることを目的にするのではなく、
自分もチームも、
成果を出すためにはどうしたら良いか、
ということを目的に動くようになりました。
その積み重ねで、成果を出せる人になれば、
結果、偉くなれる。ということも分かりました。
最初、失敗した時は辛かったですが、
今となっては、最初に失敗しておいて、
本当に良かったと思っています。