これが私の仕事 |
高い精度を求められる自動車試験機の最後の砦、試験工程を担う。 動力計測システム工場では自動車試験設備を製造しています。私が所属する品質第二課はその自動車試験設備の機械側の試験業務を担当しています。具体的には、組立作業が終了した製品を一度社内で稼働させ、求められている能力を満たしているかどうかの確認を行います。その後、出荷された製品はお客様の設備に組み込まれますが、現地でも試験を行い最終的なチェックを行います。
その中で私は社内試験工程を担当しています。自動車試験設備には、一般的にダイナモメータというモータのようなものが使用されています。ダイナモメータは量産品ではなく社内で一つひとつ手作業により組まれているため、不良はさまざまな原因で起きます。製造段階で発覚しなかったそれらの不良を発見するために、社内試験工程が重要になるのです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
お客様との信頼関係を重視。 私が考える明電舎の強みは、歴史の長さです。お客様や関係業者とのつきあいが長く、結びつきが強いため、予期せぬ事案や緊急対応の際にフレキシブルに対応することができています。これは今まで明電舎が培ってきたものであり、今後も失われることがないと思います。
私もお客様との信頼関係を重視していますが、実はこれまでに、お客様目線を突き詰められず失敗したことがあります。現地に行ってお客様が使用する段階になった時に、お客様では操作できないことがわかったのです。この時は現地でどうにもならず社内に持ち帰って設計変更を行いました。この経験を活かしてお客様目線で見ることの大切さを学び、以後はお客様の立場に立って操作が可能なのか、操作しやすいのか、といったことを考えることができるようになりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
機械好きの好奇心が刺激される仕事 父親が建築設計者であったため、社会を影から支える業種を志望していました。その中でも明電舎は、総合重電の企業として規模が大きく、事業も幅広く、入社後の選択肢が多いことに惹かれました。また、重電メーカーで主に求められる構造設計だけでなく、発電事業部や動力計測システムのような機械設計を主とする事業部が複数存在しているのも魅力でした。 |
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これまでのキャリア |
2016年7月の配属から現在まで品質保上部、試験第二課に所属。
2018年7月から設計部署で製品設計の仕事も実施。
(内容は取材当時のもの) |