これが私の仕事 |
広島のニュースを支える 私はNHK広島放送局で「地域ニュースの技術スタッフ」をしています。ニュース番組は取材する人や記者、編集者、アナウンサーなど様々な方が毎日生放送を作っています。そんな方々の近くで技術的に支え、全国向けの番組からローカルニュースに切り替わったあと、最後まで番組を確実に届けることが私の仕事です。ニュース番組を支える仕事は多岐にわたり、カメラマンや音声さん以外にも、スタジオの更新や設備のメンテナンス、生中継の受信、速報の付加、など多くの種類があります。とても幅広い仕事のため学びや発見が多く刺激のある毎日を送っています。技術の進歩が凄まじい現代において「公共メディア」の役割も日々変化していると感じます。その中で自分の役目を常に模索し、社会に貢献できる人材を目指し頑張っています! |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
日々の情報を確実に届ける責任 ニュースではほのぼのとした内容から事件・事故まで幅広く情報をお届けしています。特に、災害情報の発信は目まぐるしく情報が更新されるため、素早く正確に行わなければいけません。私の所属する部署では、中国地方で災害が発生した時、緊急ニュースの準備、番組きりかえの準備、災害現場の映像受信、などを限られた時間で行います。実際、大型の台風が近づいているとき、気象予報士の指示のもと放送で使う台風の進路予想図を作成したり、外に設置している「お天気カメラ」を操作して大雨の様子を撮影したりしました。緊迫した空気のなかの業務ですが、その中にはやりがいや責任感がありました。災害はいつ起こるかわからないため、備えは必要です。常に「もしものこと」を想定しながら、いち早く情報をお届けできるよう努めています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
「公共メディア」という方法で国民の生命を守りたい きっかけは高専生向けの企業説明会でした。NHKの技術業務を引き受けていること、番組制作から放送所の保守まで一貫して担っていること、などの説明に魅力を感じ、選考への応募を決めました。説明を受けた際、「面白そう」と本能的に感じました。私自身、平成30年7月豪雨災害に被災し、その際、緊急報道の大切さを身に染みて感じていました。公共メディアの緊急報道に対し自らが学校で学んできた電気、情報、通信系の知識が生かせるところ、業務の幅が広く自分の可能性を広げられるところも決め手となりました。実際働いてみて、本当に様々な部署で多種多様なスキルを持った人が働いている印象を覚えました。公共メディアに関わるうえで、世の中の動きに関心を持ち、技術の進歩に敏感になるよう意識し働いています。 |
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これまでのキャリア |
2020年入社 地域事業本部 広島総支社 メディア技術部 配属 |