昨日UPしたブログで、“就活生が見える・思う社会人のリアルと、社会人になって見える・感じる社会人のリアルに違いがあるということ”について触れました。
今回のブログでは、どうすれば企業のリアルに触れられることが出来るのか?についてご紹介致します。
これは人事の熊本が、前職で実際に体験したことです。
ある日の17:30頃、営業先から会社に戻ってきて、デスクがある7階フロアーに上がろうと、エレベーターに向かって歩いている時。
向かいから歩いてきた中途入社の上司から「熊本君って、確か新卒入社だよね?就活生が、新卒入社の社員から話を聞きたいっていうから、ちょっと話聞いてくれないかな?」と、突然声をかけられました。
「自分で何か役に立てればな~(ただ、自分は会社に対してあまり良いイメージないから、正直自分に聞くのは人選違いでは…?)」と思いながら、近くのカフェに就活生と移動して、就活生と突然二人で話すことになりました。
お互いに簡単な自己紹介をしてから、急な話だったので就活生に「どうしたの?どうして、こんなことしようと思ったの?どうやって、さっきの中途入社の上司と繋がったの?人事が紹介してくれた感じ?」みたいに質問しました。
すると、その就活生に答えに、ビックリ!!!
「今貴社の選考を受けているのですが、リアルな働く人の声を聞きたいと思っていました。そのため、人事とかには何も言わず、会社に戻ってくる人に声掛けをしていました。人事に相談したとしても、人事のバイアスがかかった社員と会うことになるので、それではリアルな話を聞けないかと思いました」
それを聞いて熊本は
「えっ!?凄っ!しかも、前職のオフィスは、前職以外の企業も入っているから、違う企業の方に声掛けする可能性もあるでしょ…。」
と、その行動力と肝っ玉に感銘しました。
そこまでされたら、こちらもその就活生の人生の為に、しっかりとお答えしないとと思いました。
自分は前職に対してのイメージが良くないと書いていた様に、リアルな会社の話をし、その就活生のこれまでの取り組みとかを聞いていると明らかに真面目で優秀な感じがしたため、「あなたの能力なら、恐らく他の企業に行った方が良いのでは?」とまでの正直な感想をお伝えしました。
なかなかここまで出来る就活生は多くはないとかもしれませんが、それだけ自分の人生を考えるために、しっかり行動をされたからこそ、その行動を受けた私も、しっかりその就活生の人生の為にお応えしなければと思いました。
BtoBの企業ではなかなか難しいかもしれませんが、BtoCの企業であれば、直にその企業で働く方たちの仕事ぶりや話を聞きやすいです。
是非、自分の大切な人生の為に、一歩を踏み出すことをお勧め致します。