以前のブログにもUPしていますが、ファンファンクションに入社しなかったとしても、就活時でのやり取りから、今でも過去の就活生(今は社会人)に会っていたりします。
先日、久し振りに過去の就活生と飲みに行って、お互いの就活生の時の話や、社会人になってどうかみたいな話をしていました。
その時に、お互いに一致していたことがありました。
“就活生が見える・思う社会人のリアルと、社会人になって見える・感じる社会人のリアルに違いがあるということ”
これは就活生が企業・社会人を知ろうとする努力を怠っているとか、企業がリアルを見せられていないから悪いとかそういう問題ではなく、就活生が社会人のリアルになかなか触れられない、経験出来ないことから、ある程度致し方ない部分ではあります。
インターンシップで疑似体験することはあるかもですが、企業に貢献するからこそ給与を頂ける(逆も勿論しかり)という、リアルでシビアな世界で感じるものとは、全然違いがあります。
お酒が好きな人事の熊本は就活生だった10年前の当時、浅はかに「酒!」という軸で、「お酒の楽しさ・美味しさを世の中に広めるためにビール会社に行きたいな~。若い方にも好きになってもらえるような、お酒の開発に携わってみたいな~」と思って、就活していました。
実力不足でビール会社は全滅したのですが、今社会人となってビール会社の営業マンの方と接することから、「あっ、就活時に思っていたのと違うな…。こんな大変な仕事をされていらっしゃるのか…。落ちて良かったのかも…」と、思っていたりします。
一緒に飲んでいた過去の就活生も同様の感想でした。
商品開発・経営企画といった言葉から連想される就活生の華やか?なイメージと、リアルな仕事は異なるものです。
人事というも、そういう華やかなイメージを連想されやすいのかと思います。
かく言う人事の熊本も、人事の仕事をやる前は「人事の仕事って、学生に会社の魅力をPRして、面接して終わりかな?比較的のんびりと、楽しい仕事なんだろうな~」なんて単純に考えていましたが、丸っきり違うことで大変驚きました。
少し長く書いてしまいましたが、何をお伝えしたかったと言うと、内定を獲得してどこの会社に行くかを決める今日この頃のタイミングで、
・事前に思っているイメージとリアルな仕事の違いに差異はないのか?
・イメージだけで決めようとしていないか?
ということを、今一度立ち止まって考えた方が良いのかなと思っています。
過去の就活生が話していて印象的だったのは、「就活生の会社選びの決定ポイントを聞いていると、その方の特性・個性を活かせる仕事とは別の視点で選んでいる気がする。入社した後に、その違和感に気付いて早期離職するのではなく、就活時の段階でなるべく気付いた方が結果的には良い気がする」ということです。