写真は、高知で可杯 (べくはい)という、宴会で使う時の杯です。
人事の熊本はお酒好きですが、この可杯 (べくはい)の楽しみ方?を初めて聞いた時には、ぞっとするものを感じました…。
高知では宴会の席で、写真の中にある一番小さいサイコロの様なものを回し、出た面の杯で注がれたお酒を飲み干さなければなりません。
一番小さい杯のおかめは、まだ飲まないといけない量も少なく何とかなるのです。
が、ひょっとこと、天狗の杯が曲者…。
写真を良~く見ると分かるかもしれませんが、ひょっとの口の部分、実は穴が開いています。
そのため、ひょっとこの杯にお酒を注ぐと穴からお酒がこぼれていきますので、指で穴をふさぎながら、飲み干さないと、杯を机などに置くことが出来ないのです…。
飲み干さずして、杯を机などに置こうものなら、穴から酒が流れ出す…。
そして、天狗の杯。
これはもう見て分かる通り、こんな杯は飲み干さなければ、机などに置くことが出来ません。
机などに置こうものなら、天狗の杯が横に倒れて、天狗の杯に入っているお酒がビシャーっと流れ出す…。
お酒好きで、こういう文化好きですが、流石にこれは恐ろしい文化だなと思いました><
このブログでは写真が一枚しかUP出来ず、ちょっと分かりづらいかもしれませんので、可杯 (べくはい)についてもう少し詳しく知りたいな~、と思いましたら、下記URLの記事が分かりやすく書いています。
https://story.nakagawa-masashichi.jp/54244