就活生の視点からすると、「内定もらえなかったら、どうしよう?」「就職できなかったら、どうしよう?」という不安から、内定を得るために、等身大の自分よりも少し大きく見せたくなる気持ちが出るかもしれません。
しかし、沢山の就活生と面接で接していると、
「あっ、この就活生、自分に自信を持てずに、少し大きく見せたい気持ちがあるのかな?」
「何かぎこちないな~。事前に整理した内容を、しっかり間違えずに話そうとしているのかな?」
とか、逆に
「おー、こんなにもざっくばらんに、自分のことを喋り続ける学生もいるのか(笑)」
「へー、普通面接では言わない様な自分の弱みをダイレクトに伝えてきて、良い意味で、ありのままの自分を見つめ、受け止める勇気があるんだな~」
といったことが、色んな就活生と接することで、自然と感じるようになります。
そのため、ご自身についてより素に近い等身大で話してくれる就活生の方が、正直面接する方も面接しやすく、話しやすく、結果的に好印象を抱くことがほとんどです。
逆に、履歴書や面接内容、就活生から感じる雰囲気が何となく一致していないと
「あれ?この就活生は、何が本音なんだ?」
「この学生の本心が見えない…。うちの会社に合うのかが、判断できない…」
と、モヤモヤした印象しか残りません。
内定を得ようと思って沢山の会社から内定をもらっても、結果的に行くのは1社のみです。
そのため、沢山の内定をもらおうと頑張るのではなく、自分に合いそうな会社から内定をもらえば良いと思います。
自分に合いそうな会社かどうかは、素の自分を出して、それが応募先の企業から会うか合わないかと判断して頂くのが良いかと思います。
素の自分に自信を持って下さい。