就活本などを見ると、「自転車で日本一周」や「海外へのボランティア」経験など、自分にはできない!と圧倒されてしまうエピソードが書かれていたりします。そして、そんなエピソードを見ると、自分の履歴書や面接で話す内容では大丈夫だろうか?と思ってしまいます。
しかし、面接や履歴書で企業が見ていることは、行動した内容よりも、なぜそのような行動をしたか?、その経験から何を学んだか?などです。
過去に入社した新卒の中には、3年間スーパーでレジ打ちをしたことをPRした学生もいます。レジ打ちはその新卒自身も言っていましたが、特別な経験ではありません。しかし、ファンファンクションでその新卒を採用した理由は、スーパーのレジ打ちという経験というよりも、そのレジ打ちに対してどのような思いで取り組んでいたか、何を学んだかをしっかりと語れたからです。
その話を聞き、ファンファンクションではその新卒が入社後も仕事にしっかりと向き合って頑張れると思い、内定を出しました。
就活で内定を得るために、アッとするような行動をする必要は全くありません。むしろ、日々の出来事において、なぜその行動をしたのか?、いくつかの選択肢の中からそれを選んだきっかけは?、どの様なことで悩んだのか?などが大事です。
是非、面接においては行動したことよりも、その行動したきっかけや学んだことなどを教えて下さい。