就活生に対して、入社して頂きたいと思って人事は取り組んでいると思います。
そのため、就活生からの選考辞退の連絡を頂くと、基本的には残念な気持ちになります。
しかし、選考辞退をするには就活生の様々な考えや事情などがあるため、選考辞退があるのは致し方ないことです。
先日ファンファンクションの選考を辞退された就活生がいらっしゃるのですが、その学生から頂いたメールを拝見し、残念な気持ちもありつつ、嬉しく、応援したい気持ちにもなりました。
その就活生とは一次選考を終えて、次回二次選考をどうするかについて就活生に電話をしていました。
一次選考時から本人も将来の進路について悩んでいたため、就活の進行具合や就活の軸(何を優先し、何を諦めるか)についてその後どうですか?というやり取りから始まりました。
色々話す中で、結果的に民間就職ではない方が今の自分の考えに合うと思い、選考を辞退したいと仰りました。
一般的にはそこで選考辞退という形で終わると思うのですが、その就活生からは、選考辞退の旨を伝えられた後に、ご丁寧メールを頂戴しました。
全文はこちらには控えさせて頂きますが、そのメールの一文の中に
「面接の際には、自分の意識していなかった内面を知ることができ、自分のこれからを真剣に考えるきっかけになりました」
と書かれていました。
ファンファンクションの選考が、何かしら就活生の進路の選択にお役に立てたのなら、これは嬉しいことです。
選考辞退は残念なことではありますが、こうしたメールを頂戴すると、社会に出て是非自分らしく輝いて頑張って欲しいなという応援したい気持ちが自然と沸き起こりました。