人事の熊本は、前職は売上高300億円くらいの上場企業の大企業に新卒で入社しました。
5年半働いた後に、中小企業に分類されるファンファンクションに転職しました。
新卒入社した会社では、その会社のことしか知らなかったので分からなかったのですが、転職したことで大企業では既に仕組みやルールがほぼ完成されているんだな~と実感しました。
例えば、上司に承認を得る案件に関しては、ネットで申請をして、それを何人もの上司が承認をすることで、数日経ってやっと実行に移される…。
でも、ファンファンクションでは少人数で、良い意味で会社の仕組みが大企業ほどカチっとしていないため、例えば社長や上司が近くにいたら、その場で「この備品を買った方がより早く仕事が進められるの思うのですが、どうでしょうか?」と聞いたら、「そうだね。じゃあ、今ネットで買っちゃうね」と、驚くほどスピーディーにことが進みます。
実際、今年入社した新卒からは、店舗配属前の新卒研修時に現場配属に向けて気になっていることを教えてもらい、「確かに。来年以降の新卒にはより安心して店舗配属できる様に、改善していかないとな~」と新卒研修を担当するスタッフと話して、来年の新卒研修のプログラムを少し変更しようということになりました。
自分が店舗・会社として「こうした方が良いんじゃないか?もっとより良くなるのではないか?」と思って発言をして、先輩・上司たちが「そうだね」と思えば、どんどん改善していきます。
そのため、自分自身の考えが店舗・会社をより良くしていっているという実感に繋がり、店舗・会社の一員なんだという実感や貢献感が感じ、やりがいに繋がってきます。
逆に、何でもルールが決まっていて、そのルール通りにしたいというタイプの方には向かないかもしれませんが、そうではなくて、自分自身が会社の一員として関わっていきたいという方には、中小企業は魅力的かと思います。