これが私の仕事 |
コミュニケーションを通じて、求めている「香り」を追求していく仕事です。 営業と言ってもガツガツ商品を売り込む仕事ではありません。担当するお客様の「こんな香料が欲しい」というオーダーに対し、自社の研究部門と協力して香料のサンプルをつくって提案する仕事です。他の営業と大きく異なるのは目には見えない「香り」を商品にする難しさ。一口に「梅のフレーバー」と言っても、求めるものが梅酒なのか梅干しなのかシロップ漬けの梅なのか。「もう少し甘くして」と言う場合もどんな風に甘くすればいいのか「口当たりの甘さ」なのか「後味として残る甘さ」なのか。大切なのは、お客様が何を求めているのか上手く引き出して、研究部門にイメージを的確に伝えていく「コミュニケーション」の部分です。一社一社との関係性の深さが問われるので「お客様とじっくりお付き合いをしたい」という方には向いているかもしれませんね。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
CMにも取り上げられた、あの人気商品の開発提案に関わった! 営業と言っても、この仕事は「モノづくりに深く関与する」仕事。お客様への提案ではサンプルの改良を重ねて、求める香りに近づくために何度も提案を繰り返します。以前、CMにも取り上げられる大型商品の開発に携わったのですが、半年がかりでお客様のもとを週に何度も足しげく通い、提案を行いました。サンプルが完成した後は、工場で香料を製造していくことになりますが、営業職はお客様と研究開発、製造などの各部門との間に立って、多くの人を取りまとめていかなければなりません。時には、お客様のご要望に応えるために、厳しい納期をお願いしたり、無理を言う場面もあります。大型商品の開発はスケールが大きいため色々と大変でしたが、その分、製品のCMを見た時は本当に嬉しかったですね。おかげさまで売れ行きも上々のようです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
わずか一滴で、商品の良し悪しを決める「香り」に興味があった。 学生時代にパン屋でアルバイトをしていたのですが、実はパンづくりにはエッセンスやフレーバーなどの香料が使われており、そこで「香り」に興味を持つようになりました。就活では食品メーカーと香料メーカーにエントリーしましたが、食品メーカーの営業職は商品が分かりやすいのに対し、香料メーカーの営業職はイメージがつきにくく、逆に興味を惹かれました。その後の説明会では「クリームソーダ」のフレーバーを嗅がせてもらったのですが、本当にクリームソーダの香りがしてびっくり。こういう香りをお客さんからのオーダーでつくっていくのが営業の仕事と聞かされて、興味を持つようになりました。その後、選考が進んでいく中で営業の先輩とも話す機会があったのですが、会う人会う人、みんな感じが良く、話しやすかったのも大きかったですね。 |
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これまでのキャリア |
工場研修(3か月)→研究所研修(3か月)→フレーバー営業(今年で3年目) |