これが私の仕事 |
まちの「農」を支える仕事 ここ大仙市は8つの市町村が合併した自治体ですが、私は太田地域(旧太田町)の農家さんを支える仕事をしてます。
JAや農業共済組合と連携しながら、「食料自給率の向上」「農業の経営安定」を目的に、農作物の作付面積に応じて交付金を交付する業務をメインに行っています。
他には、コンバインなどの農業用機械を導入する方への補助金や、大雪により損壊した農業用ハウスの修繕費用に対する補助金を交付する業務も行っています。
農家さんは毎月安定した給与が支払われるわけではなく、さらに売上げや営農経費なども考える必要があり、そういったお金の部分で少しでも安心して農業に従事していただくことが、まちの農業を守るうえで大切だと考えています。昔から身近にあった地元の農業を支えられることに責任と喜びを感じます。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分の学びと取り組みが農家さんの力になったとき この仕事をしていて良かったことは特に2つあります。
1つは農家さんが抱える悩みや疑問を解決できたときです。私の実家は農家でなく、また大学で農業を学んだわけでもなかったので、専門知識や用語が分からず、相談を受けても内容が頭に入って来ない、答えが出てこない、そもそも会話が続かないなどで悩むことがあります。私たちの仕事には必ず法律や要綱等の「根拠」があるので、まずはしっかりと読み込み、一人では心許ないときは先輩に相談しながら日々学んでいます。学んだことが活かされるときは達成感があります。
2つ目は、当然ですが地元で働けることです。「職員になるまではこんな視点で見たことなかったな」と感じる場面が多くあり、自分が育った場所なのに日々新しい発見があることが純粋に楽しいです。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
大切な場所・人を支えたい 私は高校までを大仙市で過ごしたのち、大学進学を機に北海道に住み始めました。卒業後は一度北海道の市役所に就職し、主にスポーツイベントの企画運営をやらせていただきました。
そこでお世話になった先輩・上司の仕事の進め方や、まちを盛り上げたいという熱意に触れる中で、自分もこんな風に動けるようになりたいと感じるようになりました。
大学4年時の就職活動の際は、正直仕事に楽しさは見出さなくとも無難に食べていければいいという考えでしたが、次第に「こういう職員になりたい」、「こういった仕事をしたい」という思いが芽生え、市職員としての将来像を考える中で、大切な大仙市のために働きたいという思いが大きくなったので、地元への転職を決めました。
大切な場所・人を支える役目を担うことに責任とやりがいを感じています。 |
|
これまでのキャリア |
前職:地方公務員(2年間) → 太田支所農林建設課(2021年度入所・2年目) |