これが私の仕事 |
いえをたてる 建築をつくるうえで、実際に手を動かし、素材にふれ、モノをつくり残していくのが職人の仕事です。
自分は大学、大学院と建築学科で設計課題や研究活動をしてきましたが、実際に手を動かして家をたてようとすると分からないことだらけでした。
コンクリートってどうやって打つの?鉄筋を組むにはどうしたらいいの?なにもない更地の敷地からどうやって家はできていくの?
当然現場ではこれらのことがすべて人の手によって行われており、“当たり前”に出来ると思っていたことは、途方もなくたくさんの技術と経験に裏打ちされています。
そこでは実際にものをつくっているという確かな感覚とおもしろさがあります。そして自分がつくったものがその後ずっとかたちとして残っていくわけですから、やりがいは大きいです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
つくる、考える、またつくる 現場では手と頭、両方をつかいます。
最初は先輩たちから作業をひとつひとつ教えてもらったり、見よう見まねで手を動かすことから始めますが、最初からその作業の意味やノウハウが完全にわかることはありません。とりあえず目の前にあることに対して、つくる!つくる!つくる!
そうして作業に慣れていくと、次第に考える余裕が出てきます。作業をする上で先輩から注意するように言われたことの意味や、工事全体のなかでの作業の位置づけが見えてきます。手を通して、頭で深い理解ができるようになります。
そうしてまた作業に戻ると、最初のころよりずっと視界は広くなり、作業の効率と楽しみもずっと増しています。このような日々の繰り返しの中で、自分の中に着実に“技術”が育まれていると実感するときがとてもうれしいです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
仲間の顔がよくみえる、いえづくりのチーム戦 学生時代から、設計から現場における建築生産まで一貫して取り組みたいと考えていました。
ですが、通常これらはそれぞれ専門のチームを編成して、分担して取り組まれるというのが現実です。しかしこの会社では、内製化というちょっと変わったシステムで建物をつくるので、設計者や現場監督、営業など、いえづくりに関わるあらゆる職種がごく身近なところにいます。会社の喫煙所で、社員食堂で、現場で、飲みの席で、、、日常的に多方面からの話を聞けて、いえづくりのプロセス全体を考えることができます。
会社全体で一つの大きなチームを編成しているということが、この会社の大きな魅力だと思います。 |
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これまでのキャリア |
一年目:工務
業務内容:型枠工、鉄筋工、土工
二年目:大工工事部へ配属 |