これが私の仕事 |
自分の想像力との戦い 大工の仕事は想像するところから始まります。「どうすれば頑丈な作りになるか」「後々問題が起きないようにするにはどうすればいいか」。和室のように直に大工の技術が見える場所では「どれだけ綺麗に隙間なく木と木をくっつけられるか」。木も1本1本姿かたちは違います。季節の変化による狂いなどで、時間が経てば痩せたり反ったりして隙間になってしまいます。
「時間が経っても綺麗な姿を保つためにはどんな細工をすべきか」、まずはそういった問題への自分なりの模範解答を頭の中で『想像』します。あとは簡単。どれだけその『想像』を『実現』できるか。大工は10年でやっと大工1年生と言われる世界です。そんなに簡単に自分の『想像』を『実現』できません。だからこそ面白い職業なんです。自分の想像力に追いつきたいと日々腕を磨いています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
想像通り? この仕事は自分の技術力がはっきりと形で残ります。言い換えれば出来上がったものを見て自分が評価されるわけです。いい仕事をしていれば優れた職人として、適当な仕事をしていれば雑な職人として認識されます。たとえ一生懸命やったとしても、結果が伴わなければ後者として捉えられてしまいます。
当然仕事にも難易度はあります。難しい仕事を任せてもらえるかどうかは、今まで自分がやってきた仕事の結果によります。「仕事を任せてもらえる」=「ある程度認められている」という証拠にもなります。同じ職種の先輩に認められることはとても嬉しく、モチベーションも上がります。
仕事に対して『想像』し、それに近い仕事が出来たときの満足感と「うまく出来たな」「任せてよかったよ」と言われたときの達成感は言葉にならない程嬉しいものです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
こんなに職人がいっぱい!設計も監督も同じ目線! 平成建設は職人200人の大工集団として取り上げられていますが、もっとすごいことはその殆どが20~30代であること!大工の世界では兄弟子が10歳年上ということは当たり前にありますが、同世代の同じ考えを持った職人達と切磋琢磨できる会社というのは弊社ならではだと思います。
現在の建築業界では、大工は「下請け」として位置づけられています。実際に家を建てているのは大工のはずなのに、えらいのは親会社の監督や設計士という形ができているのです。
内製化を行っている弊社の中には監督も設計士も居ます。それだけでなく営業、デザインなど建築に関わる主要な職種が上下関係なく存在しているのです。これにより現場からの意見も積極的に聞いてもらえる環境ができるんです。 |
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これまでのキャリア |
新築住宅、新築マンション、大型リフォーム、技術テスト審査官 など |