これが私の仕事 |
言語聴覚士 ~言葉に関する相談や言語発達、発音に関する訓練~ 言語聴覚士としては、主に幼児さんや小学校低学年の子どもたちの個別訓練や集団療育を担当しています。椅子に座って学習すること自体に慣れていないお子さんには、座って何かに取り組むことや、一定時間やりとりしながら過ごすことから始めていきます。それが実際には音声言語につながらなくても、子どもたちが何かを学習し、わかった!という表情で自信を持って課題に取り組めるようになるととても嬉しく感じます。
小さい頃の言葉は特に生活全体と深く結びついているので、お母さんとお話しながら訓練室だけでは見えない子どもの生活についても想像しながらアドバイスをできるようにしています。
一緒に楽しくやりとりすることが、“言葉で伝えたい”と思えるようになる第一歩だと考えています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
年中、年長の時に言葉の訓練をした子どもが2年生になって手紙をくれた 言語聴覚士の資格を取得して最初の頃に出会ったYちゃん。
当初は気持ちがのらないとできないことも多かったのが、年長になると少しずつ自分の言いたいことを表現できるようになり、平仮名も覚え始めました。
しかし中々オムツが取れないなど、お母さんはたくさんの悩みを抱えており、一緒に考え色々な方法を試す日々でした。そんなYちゃんも小学生になり、校区の支援学級に入学しました。その年私は事業所を異動になり、その後会う機会がなくなってしまいました。
しかしYちゃんが2年生の冬、突然手紙をくれました。綺麗な文字で、今好きなこと、がんばっていることがしっかりと書いてあるのを見た時は涙が出るほど嬉しかったです。幼児期に関わった子ども達のその後、成長している様子を知ることが出来るのは本当に嬉しいことだと思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
理事長、園長の人柄にぬくもりを感じたから 前職の児童福祉施設から当法人に転職した時には、障がいのある大人の方への生活指導、作業指導などを経験し仕事の面白さに充実した日々を送っていましたが、出産、子育てのために休職する中でもっと自分自身がスキルアップして復職したいと考えるようになり、思い切って一旦退職し、専門学校に通い言語聴覚士の資格を取得しました。しかし資格を取っただけでは即戦力にはならないため、言語聴覚士の先輩がたくさんいる病院などで働くことを考え、理事長に相談したところ、「勉強は自分がしようと思えばどこでもできる」と言われ再度当法人で仕事をさせていただくことになりました。 |
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これまでのキャリア |
前職:児童養護施設(1年間)→当法人へ転職:生活指導員(7年間)→産休、育休(1年半)→復職:
生活指導員(約2年)→産休・育休(1年半)→退職し専門学校へ行く(2年)→復職:言語聴覚士(今年で4年目) |