食品の中でも「たまご」は、毎日当たり前のように食卓に並ぶ食材の一つ。当社はこの「たまご」を、雛の育成からたまごの出荷販売まで一貫して行うことで、安全性の確保と安定供給を実現させています。創業から70年、岡山・広島・兵庫に農場を持ち、毎日320万個の生産ができる、全国有数の養鶏企業へ成長しました。また、自社ラボで細菌・血液・製品検査を実施し、日々「安心でおいしい理想のたまご」の研究を進めています。
「たまご」は、毎日当たり前のように食卓に並ぶ食材の一つ。便利で栄養価が高く、あらゆる料理、お菓子づくりに欠かせません。私たちの仕事は、生まれたてのヒナを大切に育てるところから、たまごをスーパーや小売店、大手食品加工メーカー、飲食店などへ出荷するところまでを行っています。農場は最新のシステム鶏舎を導入し、年間260万羽のヒナを大切に育てています。たまごの選別包装工場においても、最先端の洗卵選別機や高速知能ロボットによる自動倉庫を駆使し、1日に320万個のたまごを生産しています。こうした一貫生産体制をとることで、「新鮮なたまごを新鮮なまま」必要とされる量・品質を常に維持し安定供給を実現しています。
【鶏ふん堆肥で飼料米を育てる】鶏ふんを処理するにあたり、何か新しい取り組みはないかと考えていました。そこで、地元の飼料米生産組合と連携。自社農場で生産した堆肥を提供し、飼料米を栽培してもらうことで、循環型の生産を実現しました。【キユーピータマゴ株式会社の誘致】2004年にはキユーピータマゴと提携し、割卵工場を新築し誘致しました。輸送費カットや新鮮な材料提供が実現したほか、地域の雇用創出にも繋がりました。これからも、地元の活性化をお手伝いできればと考えています。
「エグパティシエール」というたまごをご存知ですか。これまでとは味の違う、フランス料理や洋菓子に合うたまごが欲しいというオーダーにより、当社が開発に携わった商品です。現在市場でその味が認められ、生産量が増えています。これまで栄養素を含む特殊卵の製造は行ってきましたが「味」で付加価値を持たせるという挑戦は初めて。それでも、特殊な飼料と徹底した管理下で全く新しい商品の安定生産を実現させました。このような開発を「手掛けてほしい」とお客様から依頼いただけるのは、長年お客様と真摯・誠実なお付き合いを続けてきたからこそ。品質にこだわり、確実にお客様との約束を守り続けた姿勢が、順調な経営の基盤になっています。
事業内容 | 鶏卵生産・販売
|
---|---|
設立 | 1964年6月1日(昭和39年)
※創業/1945年12月(昭和20年) |
資本金 | 7000万円 |
従業員数 | 290名(男/135名、女/155名) |
売上高 | 264億円(2022年11月期実績) |
代表者 | 代表取締役 坂本 修三 |
事業所 | ■本社
■GPセンター 岡山県内4カ所・兵庫県内1カ所 ■育雛場 岡山県内1カ所・広島県内1カ所 ■育成場 岡山県内4カ所・広島県内1カ所 ■成鶏農場 岡山県内13カ所・広島県内1カ所・兵庫県内1カ所 ■検査センター |
関連会社 | 西日本ポートリー(株)
杉谷ポートリー(株) 成羽ポートリー(株) (株)松田養鶏場 |
沿革 | ■1945年12月
坂本勉商店として創業。 鶏卵と飼料の取り扱いを開始 ■1964年6月 法人に改組。商号を坂本産業(株)とする ■1971年10月 県下鶏卵業界に先駆けて鶏卵GPセンターを建設 ■1986年 採卵農場の整備にも着手し、システム化を図る ■1996年 業界に先駆け検査センターを開設。HACCP方式を取り入れる ■2002年 本社GPセンターのHACCP対応化を図るため、工場を改築拡張 ■2004年 本社事務所、GPセンター、検査センターでISO 9001:2000認証取得。 キユーピータマゴ(株)と提携の割卵工場を新築移転する ■2008年 樫西GPセンター・杉谷農場開設 ■2011年 成羽ポートリー(株)を設立。成羽GPセンターを新築移設 ■2014年 本社独身寮の新築。 松田第1農場開設。 ■2017年 本社GPセンターを新築移設 ■2018年 松田第2農場開設 ■2020年 本社GP、成羽GP、松田GP、樫西GPセンターにてFSSC22000認証取得 |
※リクナビ2025における「プレエントリー候補」に追加された件数をもとに集計し、プレエントリーまたは説明会・面接予約受付中の企業をランキングの選出対象としております。