これが私の仕事 |
幅広い技術に触れられる部署で、評価・不具合解析を中心に担当。 大電力システムの制御に使うのが、私たちの部署が担当しているパワーデバイスです。パワーデバイス設計課の担当領域は社内でも特に幅広く、電気から製造工程(組立など)に関する知識まで学べてスキルアップできるのが特徴です。
中でも私は、あるシステムを制御する回路の設計開発/評価、不具合解析、量産維持を担当しています。不具合には決まったパターンがなく、毎回違う不具合が起きるので、1つひとつ解析して原因を特定していかなくてはいけません。試行錯誤の大変さはありますが、その分正解にたどり着いた時は嬉しいですね。
当初は分からないことばかりで戸惑いもありましたが、周りの先輩・上長の方々の支援もあり、着実にスキルアップすることができました。
現在では独力で業務遂行できる部分も増え、成長を実感しています。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
不具合品を解析し、不具合のメカニズムを解明できたとき。 不具合品の解析業務は入社2年目から担当しています。そんな解析業務をやり始めた頃に、とある不具合品の解析業務を任されました。原因解明までの1ヶ月間は時間との勝負でしたが、やり切った瞬間は大きな達成感があり、今でも記憶に残っています。
不具合品の様相は過去に前例が無く、原因の予想が付き難いものでした。
解析した結果をもとに不具合原因を推察し、再現実験を行うことを繰り返しましたが、なかなか再現せず途方にくれていました。それでも粘り強く取り組んだ結果、見事に再現することができ、原因を解明することができました。
このように困難な場合も多いですが、「分からなかった原因を解き明かす」という喜びは特別です。壁にぶつかったとしても、目の前のできることにコツコツ向き合っていけば必ず乗り越えることができます。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
幅広く高い技術力と、充実の教育研修体制 大学時代は半導体材料に関する研究をしていましたが、“世の中に対して、どのように役立っているかが分かりづらい”という思いから、よりアプリケーション側の設計開発に携わりたいと考えるようになりました。そんな軸で就職活動を進める中で出会ったのが、半導体周辺回路と応用製品を取り扱う弊社WTIです。
他にも電機メーカーなどを見ていましたが、WTIに入社する決め手になったのが「技術力」と「教育研修体制」です。高周波からパワエレまで幅広い分野を扱いながら、大手企業と多数取引している点に技術力の高さを感じました。教育専門の部署があるのはこの規模の会社では珍しく、回路の事などはイチから学ぶ必要のあった自分には心強かったです。
こうした理由から、技術者として成長できる環境が整っていると感じ、入社を決意しました。 |
|
これまでのキャリア |
2015年に新卒で入社。1年目はパワーモジュールの評価を担当していましたが、2年目から現在の制御回路の設計開発/評価、不具合解析、量産維持を担当しています。 |