食品の中でも「たまご」は、毎日当たり前のように食卓に並ぶ食材の一つ。当社はこの「たまご」を1日320万個供給しています。創業から70年、岡山・広島・兵庫に15の農場を持ち全国有数の養鶏企業へ成長しました。「ヨード卵・光」など全国的な知名度を持つブランド卵の他、自社ブランド卵の製造も手掛けています。また、自社ラボでの細菌・血液・製品検査も実施し、日々研究を進めています。
「たまご」は、毎日当たり前のように食卓に並ぶ食材の一つ。便利で栄養価が高く、あらゆる料理、お菓子づくりに欠かせません。ゆでたまごやオムレツのように卵だけでできる料理に使用されるほか、パンやかまぼこなど加工品の原材料にもなっています。私たちは、ヒナから大切に育て、最新鋭の洗卵選別機や高速知能ロボットによる自動倉庫などを駆使し、毎日320万個にも上る「たまご」を製造。全国展開するスーパーや小売店、大手食品加工メーカー、飲食店などへ出荷しています。徹底した管理体制の下、「新鮮なたまごを新鮮なまま」必要とされる量・品質を常に維持し安定供給を実現しています。
多くの社員が「社員同士の仲の良さ」を当社の魅力だと言います。ここ数年で入社した先輩たちも「説明会や面接の時に“いいなぁ”と感じたままのアットホームな会社だった」と言ってくれています。実際、常務や部長などの役職者が普段から生産現場で仕事をしているので、キャリアに関わらず、誰でもが気軽に話しかけることができ、業務上の困り事はすぐに相談できます。きちんと対面する時間をつくってアドバイスをくれることもあります。改善提案や効率アップのためのアイデアなどがあれば、いつでも発言できる雰囲気。自分の提案が採用され、業務に活かされることが、事業の発展はもちろん、社員全員の大きなやりがいや達成感に繋がっています。
「エグパティシエール」というたまごをご存知ですか。これまでとは味の違う、フランス料理や洋菓子に合うたまごが欲しい、というオーダーにより当社が開発に携わった商品です。現在市場でその味が認められ、生産量が増えています。これまで栄養素を含む特殊卵の製造は行ってきましたが「味」で付加価値を持たせるという挑戦は初めて。それでも、特殊な飼料と徹底した管理下で全く新しい商品の安定生産を実現させました。このような開発を「手掛けてほしい」とお客様から依頼いただけるのは、長年お客様と真摯・誠実なお付き合いを続けてきたからこそ。品質にこだわり、確実にお客様との約束を守り続けた姿勢が、順調な経営の基盤になっています。
事業内容 | 鶏卵生産・販売
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設立 | 1964年6月1日(昭和39年)
※創業/1945年12月(昭和20年) |
資本金 | 7000万円 |
従業員数 | 290名(男/135名、女/155名) |
売上高 | 235億円(2021年11月期) |
代表者 | 代表取締役 坂本 修三 |
事業所 | ■本社
■GPセンター 岡山県内4カ所・兵庫県内1カ所 ■育雛場 岡山県内1カ所・広島県内1カ所 ■育成場 岡山県内4カ所・広島県内1カ所 ■成鶏農場 岡山県内13カ所・広島県内1カ所・兵庫県内1カ所 ■検査センター |
関連会社 | 西日本ポートリー(株)
杉谷ポートリー(株) 成羽ポートリー(株) (株)松田養鶏場 |
沿革 | ■1945年12月
坂本勉商店として創業 鶏卵と飼料の取り扱いを開始 ■1964年6月 法人に改組。 商号を坂本産業(株)とする ■1971年10月 県下鶏卵業界に先駆けて鶏卵GPセンターを建設 ■1972年 採卵事業に本格参入 ■1983年6月 現本社地(2万平方メートル)に 鶏卵GPセンター・割卵工場・出荷ターミナル並びに 飼料の配送基地を集約し物流の合理化を図る ■1986年 田頭農場を開設して雛の自家育成を開始し、 同時に採卵農場の整備にも着手し、システム化を図る ■1987年 成羽インライン農場を開設 ■1992年 上下育雛場を開設して自家育成体制の整備を図る ■1996年 業界に先駆け検査センターを開設してHACCP方式を取り入れる ■1998年 大仏研修センター開設 ■1999年 新世代のシステム鶏舎の開設に着手(阿部山、明治など) ■2001年 田頭農場改築 育成の新システム化と増強を図る 自家育成体制を確立 ■2002年 本社GPセンターのHACCP対応化を図るために 工場を改築拡張し、事務所を新築移転する 蒜山農場開設 ■2004年 本社事務所、GPセンター、検査センターでISO 9001:2000認証取得 キユーピータマゴ(株)と提携の割卵工場を新築移転する(日量30t) ■2005年 本社・蒜山GPセンターのマシンを6ライン全面更新 ■2006年 新タイプの鶏舎に随時改築 ■2007年 田頭農場の育雛舎・育成舎を増築 分社化を実施、坂本産業を販売専門会社とする ■2008年 樫西GPセンター・杉谷農場開設 ■2011年 成羽ポートリー(株)を設立 成羽GPセンターを新築移設 ■2013年 上下農場の育雛舎改築及び増設 田頭農場の育成舎増築 ■2014年 本社独身寮の新築 第2農場の増築 ■2017年 本社GPセンターを新築移設 ■2020年 4ヶ所のGPセンターにてFSSC22000認証取得 |
地域と連携、共に成長 | 【鶏ふん堆肥で飼料米を育てる】
鶏ふんを処理するにあたり、 何か新しい取り組みはないかと考えていました。 そこで、生産組合と連携。 農場の地元に堆肥を提供し 飼料米を栽培してもらっています。 【キユーピータマゴ株式会社の誘致】 2004年にはキユーピータマゴと提携し、 割卵工場を新築移転しました。 輸送費カットや新鮮な材料提供が実現したほか 雇用創出にも繋がりました。 これからも、地元の活性化をお手伝いできればと考えています。 |
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