これが私の仕事 |
廃棄物を燃料として、再び生まれ変わらせる。 富士営業所の中でも、バイオマス燃料の仕入・販売を担っています。これは、廃棄物を再利用して生産される燃料のことです。仕事の流れとして最初は、廃棄物を中間処理業者さんから仕入れます。
家の解体時に発生する廃木材や、製材品の生産工程で出る端材を細かくした「木くず」。廃プラスチックや古紙を溶かして固めた「RPF」。タイヤの履き替えなどで使用できなくなった「廃タイヤ」。
これらを仕入れ、日本製紙グループの工場へ販売します。最終的に工場のボイラーにて、石油・石炭の代替燃料としてこれらが使われることで、化石燃料の使用削減に貢献しています。私たちが行うのは、CO2削減、地球温暖化防止につながる環境ビジネスです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
「生産者」と「使用者」の立場を尊重した提案。 バイオマス燃料の仕入・販売は商社としての機能が求められます。廃棄物というものは、日々発生する量が予測しづらいため、市況は大雑把にしか把握できません。
そこで生産者・使用者の要望を汲み、双方の立場を尊重した中立的な提案を行いました。簡潔に言うと、仕入先に対しては需要に関わらず一定の数量を毎回買い取ると約束し、販売先に対しては供給が不安定になるおそれがあるため、安定的に買い取っていただくという案です。この案が採用されたときはこれまでに感じたことのない達成感を味わうことができました。
また、日本製紙グループの各製紙工場を見学できるのもうれしいところ。自分の扱った廃棄物がどう利用されるか見られますし、地上数10m以上のボイラー設備に上ることもできるんです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
上から目線ではない、学生と同じ目線の面接。 学生時代、経営学科での学びを活かせるところに就職したいと思い、学内の募集情報を見ていたところ、当社の募集要項を見つけました。一次面接では大抵どの会社も人事担当と話すことが多いですが、当社では社長以下、取締役も含め5人が揃い、役員面接のような面接でとても驚きました。
また、最初は「一人暮らし?」「自炊するの?」などとプライベートの質問が中心で、緊張していたのが和らいだ後に、志望動機や自己PRなどの質問をしていただきました。おかげで普段通りにリラックスして喋ることができましたし、そんな「人」の良さが魅力的で入社の決め手となりました。
入社後も、上司と部下の距離がとても近く、仕事の悩みごとがあるときなど、上司からアドバイスをもらい、相談を重ねながら進めることができています。 |
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これまでのキャリア |
リサイクル事業部(5年間)
→富士営業所(現職・6年目/2018年6月現在) |