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初回掲載日:2026年6月9日

企業研究

48件の情報源

AIがWeb上の情報を収集・分析しました。

企業の特徴

札幌と恵比寿の地名を看板に、黒ラベルやヱビスを軸に酒づくりを続ける会社。

  • 黒ラベル、ヱビス、サッポロラガーのように、日常の生ビールから歴史のある瓶ビールまで持つビール会社。

  • ビールだけでなく、ワイン、焼酎、チューハイ、洋酒まで商品カテゴリを広げている。飲み方の違う酒を同じ会社で育てているのが特徴。

  • 出発点は1876年の開拓使麦酒醸造所。サッポロラガービールは、今も残る日本で最も歴史のあるビールブランドとして受け継がれている。

  • ヱビスは1890年に恵比寿で生まれ、今は恵比寿ガーデンプレイス内にYEBISU BREWERY TOKYOがある。ブランドの歴史を、実際に飲める場所までつくっている。

  • 原料づくりが細かい。北海道でホップの品種改良に取り組み、ビールの水は味に合わせてミネラル分を調整して使う。

  • 『お酒は、お客様の楽しく豊かな生活を、より楽しく豊かにできる』という考え方が中心にある。商品だけでなく、飲む時間そのものの心地よさを大事にしている。

理念・大事にしていること

  • 理念/ミッション

    より豊かな未来を開拓する

ココが違う

  • 原料づくりを、自分たちの手元から持つ

    大麦とホップを自社で育種する世界でも珍しい会社で、原料調達とものづくりの技術を一緒に磨いている。味の設計だけでなく、原料の段階から将来の品質まで見て動く仕事がある。

  • 商品だけで終わらず、飲む場の体験まで作る

    日本初のビヤホールに始まり、ブランドや場を通じて、人とビールが出会う体験を広げてきた。黒ラベルの提供品質や世界観にもこだわり、店頭や店内、イベントまで含めてブランドを育てる進め方が見える。

  • 地域の歴史を、ブランドの土台にする

    北海道や恵比寿のまちと歩んだ歴史、国産レモン栽培などの地域での取り組みを通じて、その土地の歴史や人の営みを商品づくりに取り込んできた。地域を売る先としてだけでなく、ブランドを育てる相手として扱っている。

  • 国内は主力ブランドを深く、海外は一本の軸で広げる

    国内では黒ラベルやヱビスに戦略投資を続け、海外ではSAPPORO PREMIUM BEERを軸に展開している。国内で歴史あるブランドを磨きながら、海外では分かりやすい一つの名前で広げる構えになっている。

主力事業/サービス

  • ビールテイストビールをつくって売る、サッポロの中心になるカテゴリです。サッポロ生ビール黒ラベル、YEBISU、サッポロラガービール、サッポロ クラシック、SORACHI 1984 などが入ります。家庭向けの商品だけでなく、飲食店で注ぐ樽生の商品も並んでいて、家と店の両方の飲み方を押さえているのが特徴です。
  • チューハイ・サワー果実の酸味やすっきりした飲み口を前に出した、缶やボトルのお酒をまとめたカテゴリです。サッポロサワー 氷彩1984、男梅サワー、濃いめのレモンサワー/グレフルサワー、飲みごたえ〈超無糖〉、サッポロ 愛のスコールホワイトサワーなどがあります。家でそのまま飲む商品が中心で、次の『国産スピリッツ&リキュール』のような“作るための素”とは使い方が違います。
  • ワイン日本ワインと海外ワインをまとめて扱うカテゴリです。グランポレールに加えて、イエローテイル、シャンパーニュ・テタンジェ、メゾン・ジョゼフ・ドルーアン、ベリンジャー、マルティーニ、ドメーヌ・ドルーアン オレゴンなどのブランドが並びます。日本国内のワイナリーも持ちながら、海外の生産地やブランドもそろえているので、店で選ぶ一本から家飲みの一本まで幅を広げやすいのが特徴です。
  • 焼酎焼酎を売るカテゴリです。『本格麦焼酎 和ら麦』、『焼酎甲類乙類混和 いも焼酎こくいも・麦焼酎こいむぎ』、『トライアングル』が並びます。麦の香りを前に出したものと、甲類乙類混和のものの両方を持っていて、焼酎の飲まれ方の幅に合わせているのが分かります。
  • 国産スピリッツ&リキュール(梅酒含む)家でサワーのベースや梅のお酒を作るための商品をまとめたカテゴリです。『濃いめのレモンサワーの素/濃いめのグレフルサワーの素』『サッポロサワー 氷彩1984 素』『サッポロ 梅のチカラ』などが入ります。完成した缶チューハイを売るカテゴリではなく、割って自分で作る前提の商品が中心です。
  • 輸入スピリッツ&リキュール(ウイスキー含む)海外の蒸留酒やリキュールを日本で売るカテゴリです。バカルディ、デュワーズ、ボンベイ・サファイア、グレイグース、エヴァン・ウィリアムス、エライジャ・クレイグ、オタール、サンタ テレサなどが並びます。バーや家でのカクテル、ハイボールに使われるブランドが多く、ワインとは別の『蒸留酒の棚』を作っているのが特徴です。
  • 国外販売商品海外の国や地域ごとに、現地向けのサッポロ商品を売るカテゴリです。カナダ、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、韓国、中国、台湾、ベトナム、香港、東南アジア向けに、SAPPORO PREMIUM、SAPPORO PREMIUM BLACK、PREMIUM YEBISU、BLUECAP などが並びます。日本で売る商品をそのまま出すのではなく、地域ごとの飲まれ方に合わせて出し分けているのが見えます。
  • 飲食店専用商品飲食店で出すことを前提にした商品をまとめたカテゴリです。サッポロ生ビール黒ラベル<樽生>、ヱビスビール<樽生>、サッポロ 麦とホップ<樽詰>、サッポロサワー 氷彩1984、静岡麦酒<樽生>などが並びます。家で飲む商品よりも、店のカウンターや樽サーバーで提供する場面に寄っているのが違いです。
  • 飲食店サポート飲食店を始めたい人や、すでに店をやっている人向けの支援です。開業相談の窓口に加えて、飲食店向けの『ご繁盛ドリンク提案本』やメニュー資料、相談先が用意されています。お酒を売るだけではなく、店でどう出すか、どうメニューにするかまで一緒に考えるのが特徴です。
  • 工場見学・ミュージアム作る現場を見せるサービスです。北海道工場、九州日田工場、サッポロビール博物館があり、見学しながらサッポロの歴史やビールづくりを体験できます。商品を買う場所とは別に、作り方や会社の歩みを知ってもらう役割があるのが特徴です。

業界マップ

サッポログループを国内のビール業界で見ると、サントリー・アサヒ・キリンのような巨大な総合飲料グループと比べて、規模で押す会社ではありません。その分、Black LabelやYebisuのような核ブランドを磨き、ビールを中心に「選ばれる理由」を作る会社として見ると、同業の中での立ち位置が分かりやすいです。

  • 市場規模

    日本の酒類市場は長期で縮んでいます。国税庁の資料では、酒類課税数量は平成11年度の1,017万kLがピークで、令和5年度はその約8割まで下がりました。ビールだけ見ても、令和5年度は222.1万kLで、平成12年度の321.5万kLより小さいです。さらに、ビール系飲料の税率は2026年10月に155,000円/kLへ一本化される予定で、税の差よりブランドや価格の納得感で選ばれやすい環境に向かっています。

  • 業界内ポジション

    サッポログループは、売上規模ではアサヒ、サントリー、キリンより小さい一方、グループ売上の73.1%を酒類が占めています。2025年はグループ売上5,285億円のうち酒類が3,882億円で、国内ではBlack LabelやYebisuのような核ブランドを強め、海外では北米でSapporoブランドの販売を伸ばしています。巨大な総合飲料グループのように事業を広く持つというより、少数の強いビールブランドを国内外で深く育てる作り方が、この会社の違いです。

同じ業界の企業

  • サッポロビール株式会社2025年の売上は5,285億円。酒類が中心で、Black LabelやYebisuを軸に、国内のビールと北米でのSapporoブランドを育てる会社です。
  • サントリーホールディングス株式会社2025年の連結売上は3.07兆円。飲料、酒類、ワイン、RTD、ウェルネスまで持つため、サッポロよりも事業の幅がかなり広い会社です。
  • アサヒグループホールディングス株式会社2025年の売上は2.89兆円。ビールを核にしつつ、Japan & East Asia、Europe、Asia Pacificで広く展開するグローバル型の会社です。
  • キリンホールディングス株式会社2025年の売上は2.43兆円。酒類だけでなく、医薬品やヘルスサイエンスまで持つので、飲料メーカーの中でも事業の置き方が独特です。
  • オリオンビール株式会社2026年3月期の売上は297億円。規模は小さいですが、沖縄を軸にした地域密着型で、観光やホテル、ライセンスも組み合わせる会社です。

なぜこの会社か

  • 140年以上続く会社で、職人気質を大事にしています。新しいものを一気に当てるというより、味や見た目を少しずつ詰めて、長く愛されるブランドを育てる仕事が見えやすいです。

  • Black LabelやYebisuのように、核になるブランドがはっきりしています。ブランドをどう育てるかが売上にどう効くかを追いやすい会社です。

  • 国内だけでなく、北米でもSapporoブランドの販売を伸ばしています。日本市場の話だけで終わらず、海外のビール市場も見られます。

  • 酒類が売上の中心なので、商品企画、営業、広告の流れが一本につながって見えます。飲み物の売れ方を、ブランドと現場の両方から考える仕事を想像しやすい会社です。

業界の課題・リスク

  • 酒類市場全体は長期で縮んでいます。国税庁では、酒類課税数量は平成11年度をピークに減少しています。

  • ビール系飲料の税率一本化が進み、税の違いを使った商品戦略はやりにくくなっています。

  • 健康問題対策、20歳未満飲酒防止、公正取引のルールが強く求められる業界です。

用語ミニ辞典

  • 課税数量:酒税の対象になった数量です。市場の大きさを見るときによく使います。

  • RTD:缶や瓶を開けて、すぐ飲めるお酒のことです。

成長・キャリアパス

  • 1年目配属先で仕事の流れを覚える時期です。営業ならホテルや外食チェーン、スーパーや酒量販店を回って売り場の見方を覚え、工場なら缶や樽への充填や試験醸造の工程を覚えます。DXや研究なら、データ解析や原料研究のやり方を先輩の横で吸収します。まずは『商品がどう作られ、どう届くか』を体で知る段階です。
  • 3年目3年目あたりで、担当の範囲が一段広がります。別の営業部へ異動して自分の将来を考え直したり、カナダの育種やECのように、国内の売り場だけでなく海外やネット販路まで見る仕事に入ったりします。お店を研究して提案書を作る、売れる理由をデータで探す、そんな『自分で組み立てる』仕事が増える時期です。
  • 5年目5年目あたりになると、1つの担当を回すだけでなく、人や部署を動かす側に寄ります。営業から人事の社内インターンで若手育成に回る人もいれば、ワインの販促からEC戦略へ広げる人、工場で培った技術を新商品開発や技術支援に使う人もいます。仕事の見え方が『自分の担当』から『会社全体の売り方・作り方』に変わる時期です。
  • 10年目10年目あたりでは、現場の経験を土台に、ブランドマネージャーやグループリーダー、人事のような会社横断の役割へ進む人が出てきます。黒ラベルの売上差を3年でひっくり返した話のように、営業と本社をまとめて動かす仕事や、工場・開発・販売をつなぐ仕事が増えます。『自分が動く』より『人を動かして結果を出す』比重が大きくなります。

※上記はあくまで一例であり、実際とは異なる場合があります。

先輩の声

  • 「もともと営業志望で、ホテルや外食チェーンを担当していました。3年目に別の営業部へ異動した時に、『この先、自分は何がしたいのか』を真剣に考えるようになりました。業務用営業を続けながら社内インターン制度で人事部を経験し、今は若手の育成や研修を担当しています。営業でお客さまを見る仕事から、人を育てる仕事に移ったことで、視野が広がったと感じています。自分で考えて動くのが好きな人には合うと思います。」

    2015年入社

  • 「広告の戦略づくり、営業、ワイン事業の販促企画を経て、今はECの戦略立案を担当しています。印象に残っているのは、ワイン戦略部で『テタンジェ』の発売を任された時です。商品情報の集め方から販促物、マスコミ向け発表会の段取りまで一人で持つことになり、最初は戸惑ったけれど、『自分が旗振り役』だと思って動く中で、関係者を巻き込む力がついたと話しています。売る場所を自分で作る仕事がしたい人に向いています。」

    2006年入社

  • 「入社後は北海道工場で製造、千葉工場でパッケージング工程を担当し、その後は新価値開発部で新商品開発に参加しました。静岡工場を経て、今は新商品の製造工程開発や技術支援を担っています。もともとは工場の現場から始まったのに、商品開発まで経験して『バリューチェーン全体に視野を広げられた』のが大きかったそうです。ものづくりを現場だけで終わらせず、開発まで見たい人に合う仕事です。」

    2003年入社

用語ミニ辞典

  • EC:インターネット上の販売チャネルのことです。ここでは大手通販サイトやオンライン売り場を指します。

  • 充填:缶や樽にビールを入れて、出荷できる形にする工程です。

  • 社内インターン制度:働きながら、定期的に他部署の仕事を体験できる制度です。

最近のニュース・トピック

  • ヱビスのブランド体験拠点「YEBISU BREWERY TOKYO」で、「YEBISU×飯田商店 SPECIAL COLLABORATION 2026」を11月19日(木)から11月21日(土)まで開催します。

    2026年08月12日

  • 「YEBISU ビアグルメグランプリ 2026」を9月19日(土)から恵比寿ガーデンプレイスで開催します。予選を通過した4店舗が、来場者投票でグランプリを競います。

    2026年08月04日

2026年8月22日更新

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企業概要
社名サッポロビール株式会社
本社所在地東京都渋谷区恵比寿4-20-1
ホームページhttps://www.sapporobeer.jp/