| 社名 | 日本食研ホールディングス株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 愛媛県今治市富田新港一丁目3番地 |
| ホームページ | https://www.nihonshokken.co.jp/ |
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初回掲載日:2026年5月27日
企業研究
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たれ・粉末のブレンド調味料を軸に、作る・運ぶ・売るを一気につなぎ、外食店やスーパーの一皿を支える食品メーカー。
たれ、ソース、から揚げ粉、天ぷら粉のような調味料を、外食店・スーパー・食品工場に分けて届ける会社。売場では「魚」を「魚料理」として売る提案までしている。
商品企画、原料選び、製造、物流、販売までを一続きで持つ『製販一貫モデル』が土台。売る現場の声を、そのまま商品づくりに戻しやすい。
営業は、和食店や居酒屋、宿泊施設、スーパー本部、製造業の工場など、相手ごとに分かれて動く。相手の業態に合わせて、メニュー提案や売場づくりを変えている。
1971年の総合塩漬剤『ミートミックス101』、1973年の焼肉のたれ、1976年の水溶きタイプのから揚げの素など、家庭の定番になる前から『使いやすい調味料』を作ってきた。
愛媛のシェーンブルン宮殿工場は、多品種少量生産と観光工場を兼ねた供給拠点。たれや粉末を、見せる工場で大量に回している。
食品安全では、FSSC22000や独自基準で自社工場と委託先を管理し、品質情報も一括で扱う。『売る前に、まず安全に作る』を仕組みで守っている。
『食研ブランド』や『食研酒場』のように、業務用の現場向け商品を看板に育てている。スーパーの惣菜、居酒屋の一皿、家庭の献立まで、同じ発想で商品を増やしている。
製販一貫モデル:商品を考えるところから、作ること、運ぶこと、売ることまでを一社でつなぐ形。現場の声をすぐ商品に反映しやすい。
ブレンド調味料:複数の原料や調味料を合わせて、たれ・ソース・粉末のように使いやすい形にした調味料。
FSSC22000:食品の安全を守るための国際的な管理のしくみ。工場での衛生や品質のやり方をそろえるための認証。
創業
1971年10月1日、大沢一彦が香川県高松市のアパートの一室で、6人で畜産加工研究所を始めた。最初に出したのは『ミートミックス101』、翌年は『ハンバーグミックス』、1973年には自社初の焼肉のたれ『大ちゃんの焼肉のたれ』。研究所の名前のまま、肉料理の味を決める調味料を1つずつ商品にしていった出発点だった。
転換点
1989年の『晩餐館焼肉のたれ』発売とTVCMで、商品名を前に出して家庭向けの市場に広げた。1992年に千葉本社工場、1995年に全都道府県への営業所配置、1998年に食品研究工場・ハム研究工場の完成と『たれ類の出荷量No.1』が重なり、作る場所と売る場所を全国に張り巡らせる形が固まった。2009年には日本食研ホールディングス株式会社を親会社とする持株会社体制へ移行し、今のグループ運営につながった。
現在
2026年4月時点で、グループ16社、事業所399ヵ所(国内342、海外10ヵ国57)、工場11ヵ所。事業はブレンド調味料(液体・粉体)、レトルト食品、ハム・ソーセージ、その他加工調理食品の販売・研究開発と、持株会社としてのグループ戦略立案・統括管理。売上高は2025年9月期で1,589億7,300万円。
これから
米国では、2026年にウエストサクラメント本社工場の第二期棟を着工し、2028年の稼働を予定している。液体ブレンド調味料の生産能力を増やし、小売ボトルのラインも新設する計画。海外では、米国でジョージア州アトランタの開設を計画し、ドイツでは欧州本社工場の建設を2029年完成目標で進めるとしている。
ブレンド調味料:複数の調味の要素を混ぜて作る、たれや粉のこと。日本食研では液体と粉体の両方を扱っている。
理念/ミッション
もっと美味しく、世界を変える。
価値観/行動指針
仕事で成功することは人類に最大の幸福をもたらす。
開発から販売までを1社で回す
ブレンド調味料と加工調理食品の企画・研究・開発・製造・販売を同じグループで持ち、営業員2,500名、得意先20万軒、国内85カ所で届けている。商品をつくるだけで終わらず、売り方まで社内でつないでいるところが大きい。
味だけでなく提案力までを売り物にする
社志では、日本一の美味しさ、品質、利便性、提案力の提供を掲げ、営業ページでも、お得意先の商売繁盛とその先にいる生活者の豊かな食生活への貢献を明記している。商品単体を売るだけでなく、店の使い方やメニューの見せ方まで含めて提案する仕事になりやすい。
商品・営業・物流をまとめて変える
採用コンセプトで『商品改革』『営業改革』『物流改革』を並べており、味だけでなく、作り方、売り方、届け方を同時に見直す前提で動いている。食品メーカーの仕事を、工場の中だけで完結させない構えが見える。
人事を本人の意思に寄せる
『SA人事制度』では人事ローテーションに本人の希望を反映し、社員が主体的にキャリアを築く方針を出している。担当や経験を会社が一方的に決め切る形ではなく、本人の選択を仕事の広がりに入れている。
社志:全社員が胸に抱く、会社として大事にする共通の考え方。
SA人事制度:人事ローテーションに本人の希望を反映する仕組み。
食品業界は、私たちが毎日口にする食べ物や飲み物を、企画・製造し、食卓に届けることで人々の生活を支える業界です。畑や海で採れた原料を加工し、スーパーやコンビニに並ぶ商品へと変え、食を通じて「おいしい」という喜びや「健康」という価値を提供しています。
業界でやっていること
この業界では、まず『研究開発』が新しい味や健康効果を持つ食品の可能性を探ります。次に『商品開発』が市場のニーズを捉え、具体的な商品として企画。そして『生産技術』が工場で効率的かつ安全に大量生産できる体制を整え、『生産管理』が計画通りに製造を進めます。完成した商品は『営業』が小売店に提案し、消費者の手に渡るまで、各職種が連携して「食」を届けています。
この業界を見るポイント
食品業界の企業を見る際は、「何を」「誰に」届けているかという視点が重要です。例えば、お菓子や飲料のように直接消費者に届けるBtoCが中心か、それとも業務用食材のように飲食店や加工食品メーカーに届けるBtoBが中心か。また、健康志向の食品に強いのか、手軽に食べられる加工食品に注力しているのかなど、提供する価値の違いで企業の個性がわかります。
知っておくとよい基礎知識
国内の人口減少が進む中で、食品業界は「量」から「質」への転換を進めています。例えば、健康寿命の延伸を意識した機能性表示食品や、環境負荷の低い植物由来の食品(プラントベースフード)の開発が活発です。また、国内市場の縮小を見据え、海外の食文化に合わせた商品開発や、現地での生産・販売を強化するなど、グローバルな展開も加速しています。
日本食研は、味の素やキッコーマンのような全国ブランドを前に出す会社というより、飲食店や小売、食品工場に直接入り、調味料と加工食品を組み合わせて「現場で使いやすい味」を作る会社です。売上は1,589億7,300万円で、約21万軒との直接取引と製販一貫が軸なので、業界内では「大量販売型」より「提案型」の立ち位置で見ると違いがつかみやすいです。
業界内ポジション
日本食研の強みは、ブレンド調味料を核に、企画・開発・製造・販売・物流までを自社でつなぎ、国内約21万軒と直接取引していることです。味の素は食品に加えてヘルスケアや電子材料まで持つ大きな総合型、キッコーマンはしょうゆとアジア食の卸が強いブランド型、キユーピーはマヨネーズとソースの生活密着型、ハウス食品はカレーとスパイスに加えて外食も持つ型、エスビー食品はスパイスと即席に強い専門型です。その中で日本食研は、看板商品を全国に売るより、取引先ごとの使い方に合わせて味を設計する色が強い会社です。
惣菜や食品は便利さが評価される一方で、物価高と原材料高騰への対応が続くため、価格と販売量のバランスを取り続ける必要があります。
ブレンド調味料:いくつかの基礎調味料や原料を混ぜて作る、液体や粉の調味料です。店や工場で同じ味を出しやすくします。
※上記はあくまで一例であり、実際とは異なる場合があります。
入社1年目は個人経営の居酒屋や仕出し店を回り、名刺交換も初めてで戸惑ったそうです。2年目以降は中小スーパーを担当し、4年目には東京の大きな市場へ。バイヤー、問屋、商社、他メーカーまで巻き込みながら、提案したメニューが好調だと言われた時は涙が出るくらいうれしかったと話しています。商品を売るだけでなく、売り場と人の間をつなぐ仕事をしたい人に合いそうです。
2010年入社
技術開発部で経験を積んだあと品質規格部へ移り、今は規格書を作るのが中心です。成分割合、賞味期限、保存方法、アレルギー情報を正確にまとめ、営業や社内からの問い合わせにも答えます。食品表示のルールは複雑で、勉強を続ける毎日だそうですが、初めて自分の知識で返せた時は本当にうれしかったとのことです。細かい確認を苦にせず、知識を積み上げるのが好きな人向きです。
2015年入社
千葉工場の生産技術で、充填作業や機械の切り替えを覚えるところから始まりました。入社から3年ほどで、新しい製造方法が必要な新商品案件に手を挙げ、上司に『やってみよう』と任されたそうです。生産ラインだけでなく、研究開発センターと工場の橋渡しや改善活動にも広がっていき、やりたいと言ったことを止められない会社だと感じたとのことです。手を動かしながら工夫する仕事が好きな人に向いています。
2019年入社
営業部門
営業職(日本食研㈱)
店と本部ごとに提案を変え、売場とメニューを作る
個人店への訪問提案:エリア開発グループでは、担当地域の個人経営の和食店、居酒屋、宿泊施設などを回り、新規の店にも訪問して提案を入れる。店ごとに使い方が違う前提で、商品とメニューの話を合わせて進める。
スーパー本部との売場づくり:特販グループでは、チェーンスーパーマーケットの精肉・鮮魚・青果・惣菜・日配・ベーカリー部門を担当し、本部のバイヤーと売場やアイテムを一緒に考える。提案した商品や売場がどう並ぶかを見るため、店舗にも足を運ぶ。
外食チェーンのメニュー提案:外食特販グループでは、多店舗展開の外食チェーン本部に向けて、看板メニュー、グランドメニュー、季節メニュー、イベントメニューを提案する。提案後は店舗を見て、実際の展開を確かめる。
季節メニューや売場案を本部に出す前に、店舗での見え方まで詰める週。
業界ごとに必要な知識と相手のニーズが違うので、同じ商品でも提案の切り口を変える必要がある。一方で、自分の提案した商品やメニューが実際の店舗でどう並ぶかまで追える。
バイヤー:スーパーや外食チェーンで、何を仕入れて売るかを決める担当者。日本食研の営業は、この担当者と売場やメニューを詰める。
FSSC22000:食品の安全を守るための国際的な認証。日本食研は生産部門の説明で、この認証を取得していると案内している。
「がんばれ!!日本の郷土鍋」として、「石狩鍋つゆ」「青森ねぶた鍋つゆ」「越前港かに鍋つゆ」「鹿児島さつま鍋つゆ」を8月1日から発売。
2026年08月01日
「ザ・ドレッシング」のシリーズ累計販売本数1,000万本突破を記念して、「ムーミン」とのコラボ限定パッケージとキャンペーンを実施。
2026年08月01日
令和8年大相撲五月場所優勝力士の若隆景関とコラボし、「両国鶏醤油ちゃんこ鍋つゆ」「両国豚塩ちゃんこ鍋つゆ」2品の販売を強化。
2026年08月01日
和風即席調味料の新ブランド「食研町食堂」から、「トンテキの素」「チキン南蛮の素」「油淋鶏の素」の3商品を全国発売。
2026年08月01日
日本食研アプリのシステムメンテナンスが完了。おすすめページのレイアウト変更、購入履歴の表示、展示会案内機能の追加、表示速度改善を実施。
2026年05月28日
米国ニッポン食研の本社工場敷地内で、液体ブレンド調味料を製造する第二期棟の建設を3月11日から開始。竣工は2028年2月予定。
2026年04月14日
「ソラドレ きざみ玉ねぎ 300ml」「ソラドレ まるごとトマト 300ml」の購入レシートで応募するキャンペーンを開始。
2026年03月11日
2026年8月27日更新
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