| 社名 | 三井化学株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー |
| ホームページ | https://jp.mitsuichemicals.com/jp/index.htm |
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初回掲載日:2026年5月21日
企業研究
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車・半導体・メガネ・包装の中に入る材料をつくり、社会課題に合わせて事業を組み替える化学メーカー。 [1][2][3]
車のバンパー、メガネレンズ、半導体の工程テープ、食品包材まで、完成品の中に入る材料が主役。表には出にくいが、性能や使い心地を決める場面に入っている。 [1][3][4]
事業はライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICT、ベーシック&グリーン・マテリアルズの4本柱。人の健康、車、電子機器、化学の土台を別々の事業として見ている。 [1][4]
三井東圧化学と三井石油化学の合併を土台にしてきた会社で、今は『未来が変わる。化学が変える。』を掲げる。古い素材をそのまま売るのでなく、今の社会課題に合わせて使い道を組み替える発想が強い。 [2][5]
理念/ミッション
地球環境との調和の中で、材料・物質の革新と創出を通して高品質の製品とサービスを顧客に提供し、もって広く社会に貢献する[6]
価値観/行動指針
ステークホルダーへの貢献を通じて、社会と企業の持続的発展を実現[7]
素材を売るだけでなく、課題から事業を組む
VISION 2030では、従来の素材提供型ビジネスから、社会課題起点のソリューション型ビジネスへの転換を中核に置いている。経済産業省も、化学産業ではGXやコンビナート再編、マーケットイン型の供給への転換が必要だとしており、この会社はその流れの中で、課題の先まで見て事業の形を組み直す方針を前に出している。[2][8]
研究・製造・販売をまとめて組み替える
VISION 2030では、社内横串連携、社外パートナーとの連携強化、製販研・供給の流れ全体の変革を基本戦略に入れている。研究だけ、工場だけ、営業だけで終わらせず、材料づくりから売り方、届け方までを一緒に変える前提で動いている。[2]
三井化学は、石油化学を土台にしながら、車・半導体・包装・健康向けの機能材料に軸足を移している化学メーカーです。売上の半分以上を海外が占め、国内の総合化学大手の中では、規模の大きさで押す会社というより、完成品の中で性能を決める素材を世界で売る会社として見ると違いがつかみやすいです。[4][10][11][12][13][14][15][16]
市場規模
日本の化学工業の製造品出荷額等は2022年で34兆2,810億円、製造業全体の9.5%を占める大きな産業です。付加価値額も12兆1,831億円あり、単にたくさん作るだけでなく、機能を足して高く売れる素材を作れる会社が強い市場です。一方で三井化学は、石油化学業界について『厳しい事業環境は続く』としており、国内のポリオレフィン事業でも出光興産・住友化学と組んで再編を進めています。つまりこの業界は、『大量生産の力』だけではなく、『高機能材料へ寄せる力』と『事業を組み替える力』が勝負です。[17][18][19]
業界内ポジション
三井化学は、モビリティ、ヘルスケア、ICT、ベーシック&グリーンの4本に整理し、車の部材、メガネレンズ材料、半導体・包装材料など、完成品の中で機能する素材を売る比重が高い会社です。売上の52%が海外、海外在籍者比率も36.5%あるので、日本市場だけを相手にする会社ではなく、最初から海外前提で材料を設計し、売り、広げる会社として見るとわかりやすいです。三菱ケミカルグループのような大きな総合化学、旭化成のような住宅や医療まで抱える会社、住友化学のように農薬・医薬の色が強い会社、信越化学のように少数の素材を深く掘る会社と比べると、三井化学は用途ごとに材料を作り分けて差を出す立ち位置です。[4][10][11][12][13][14][15][16][20]
メガネレンズ材料は世界No.1、自動車材PPコンパウンドは世界No.2で、表に出にくいけれど製品性能を左右する材料に関われます。完成品そのものではなく、中に入る素材で勝つ仕事をしたい人にはおもしろい会社です。[11]
車、半導体、包装、健康の4分野をまたいでいるので、1つの景気に寄りすぎません。業界ごとに材料の使われ方が違うため、『この素材をどこに使うと強いか』を比べながら仕事を見られます。[4][25][26]
海外売上高比率が52%あるので、最初から海外市場を前提に事業を見る会社です。日本だけで売る発想ではなく、世界のどこで需要があるかを考えて材料を広げる感覚をつかみやすいです。[11]
長期経営計画で『事業ポートフォリオ変革』を前面に置いています。古い材料を守るだけでなく、どの分野に資源を寄せるかを組み替える仕事に触れやすいのは、この会社ならではです。[20]
国内の量産型材料は、需要が伸びにくいと価格競争になりやすいです。石油化学のように同じような製品が多い分野では、売上を伸ばすより、利益を守るほうが難しくなります。[18][19]
原料価格や市況の変動で、売値と原料費の差が縮むと利益がぶれやすいです。化学は、作る量だけでなく、いつ・いくらで売れるかが結果を大きく左右します。[27][28]
脱炭素や環境法規制への対応が重くなっています。材料そのものだけでなく、作り方や回収のしやすさまで求められるため、製品づくりの条件が年々増えています。[20][28]
自動車、半導体、包装、農業など、最終的な需要先の景気変動を受けやすい業界です。どの分野に強い会社でも、顧客業界が止まると材料の動きも鈍くなります。[1][4][25][26]
※上記はあくまで一例であり、実際とは異なる場合があります。
「入社1年目に大牟田工場でプラント建設を担当し、3か月後には一人で引き継ぐことになりました。わからないことだらけで、毎日現場のスタッフに相談しながら進めていたのですが、品質トラブルの時に係長から『任せる』と言ってもらえた瞬間、信頼されるうれしさを強く感じました。4年目には5つの部署をまとめる新製品開発にも関わり、5年目には労働組合の執行部で『人とつながる仕事』の面白さも知りました。技術だけでなく、人を巻き込みながら前に進める仕事がしたい人に合いそうです。」[29]
2008年入社
「最初の2年は電子材料、3年目からは不織布へ異動し、紙おむつ向けの中空不織布を担当してきました。試作は何度も失敗し、設備改造と試作を9回くり返して、10回目でやっと成功しました。ラボから生産機、製品化まで全部に立ち会えたので、『世界初』が形になるまで粘る難しさと喜びの両方が残っています。細かい失敗原因を現場で潰しながら、同じ製品を長く育てたい人向きです。」[31]
2004年入社
「国内工場総務、本社法務、中国駐在、米国法科大学院を経て、2015年から海外M&Aを担当しています。5年目に上海へ行った時は、法務がない現地で仕組みを一から作る役目でした。『日本語しかできない君に何ができる』という空気の中で、契約のひな形を作り、現場に足を運び、中国語も身につけて、最後は本音で話せるようになったのが大きかったです。法律の知識だけでなく、相手の現場に入って形を作る仕事がしたい人に向いています。」[33]
2007年入社
松風、東ソー、Orbrayと4社で、歯科材料向けジルコニア廃材のリサイクル検証を開始しました。2028年度の実用化を目指し、三井化学は運営支援などを担当します。
2026年05月21日
ESG投資指数「Dow Jones Best-in-Class Asia Pacific Index」の構成銘柄に、8年連続で選定されました。
2026年05月20日
石塚化学産業と共同で、環境省の「自動車等向け再生プラスチック安定供給体制構築のためのFS事業」に採択されました。
2026年05月18日
「人とくるまのテクノロジー展2026」に出展します。テーマは「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」「協業・共創」「ソリューション」です。
2026年05月14日
異常気象による物流停止リスクに備え、物流倉庫をデータで評価する「机上サーベイ」を独自開発しました。調査時間は約90%短縮され、2026年度4月から全国で本格導入します。
2026年05月12日
NEDOの「先端半導体製造技術の開発(補助)」に採択され、高出力EUV露光装置向けペリクルの研究開発を進めます。
2026年04月23日
ソリューション型ビジネス
素材そのものだけでなく、使い方や組み合わせまで含めて、課題解決の形で提供するやり方。[2]
ポリオレフィン
ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)など、包装材や容器に広く使われる樹脂の仲間です。[19]
PPコンパウンド
ポリプロピレンに他の材料を混ぜて、軽さ、強さ、耐熱性などを用途に合わせて調整した材料です。[11][25]
提携業務
ほかの会社と組んで、一緒に仕事を進めることです。条件の調整や役割分担も含みます。[32]
新規用途開発
すでにある素材を、これまでと違う使い方に広げる仕事です。新しい市場や商品につなげます。[32]
2026年5月25日更新
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