| 社名 | AGC株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1丁目5番1号 |
| ホームページ | https://www.agc.com/ |
詳細はリンク先外部サイトをご確認ください。 2026年5月11日時点情報
初回掲載日:2026年6月9日
企業研究
49件の情報源AIがWeb上の情報を収集・分析しました。
板ガラスを原点に、車・ビル・半導体・薬の現場まで素材でつなぐ会社。
建物の窓、自動車ガラス、半導体材料、薬の原料・中間体まで手がける素材会社。
ガラス、電子、化学品、ライフサイエンス、セラミックスの技術をまたいで組み合わせる。材料だけでなく、表面処理や加工まで含めて使い道を作る。
1909年の国産初の板ガラスづくりが出発点。難しいテーマでも自分で工業生産に持っていく姿勢が、創業時から続いている。
自動車ガラスでは、合わせガラスと強化ガラスで世界の上位シェア。走る車の中で、見やすさと安全を両立する部材を作っている。
半導体向けでは、EUVマスクブランクや研磨用の液体、SiCの治具など、工程ごとの材料をそろえる。1つの部品だけでなく、前工程から後工程まで入り込むのが強み。
ライフサイエンスでは、薬や農薬の作り方を開発し、実際の製造まで請け負うCDMOを持つ。日本・米国・欧州の3極で同じ水準の仕事を回している。
CDMO:薬の原料や中間体について、作り方の開発から実際の製造までまとめて受ける仕事の形。
EUV:半導体のとても細かい回路を描くための、極端に短い波長の光を使う方式。
創業
1907年、岩崎俊彌が兵庫県尼崎で旭硝子株式会社を創業した当時、日本では洋風建築が増え、窓に使う板ガラスの需要が伸びていました。ただ、板ガラスは輸入に頼ることが多く、作ろうとしても技術の壁で失敗する会社が少なくありませんでした。AGCはその中で、1909年に日本で初めて板ガラスの工業生産を始めます。さらに1916年に耐火煉瓦、1917年にソーダ灰の自社生産へ進み、ガラスを作るための材料まで自前で押さえる形をつくりました。ここに、最初から「ガラスを売る会社」ではなく、「ガラスを量産できる土台を自分で作る会社」として始まった姿があります。
転換点
AGCの大きな変化は、国内で板ガラスを作る会社から、事業と地域を広げる会社へ切り替わったところにあります。1966年には、平らで大きなガラスをつくれるフロート法を導入し、建築の形が多様になる時代に合わせました。1981年にはベルギーのGlaverbel社を買収して欧州の板ガラス市場に本格参入し、1985年には米国の自動車用ガラス事業にも踏み込みます。2002年にはグループビジョン「Look Beyond」とカンパニー制を導入し、2018年の社名変更、2021年のAGC plus 2.0へとつながりました。いまのAGCにある「コア事業を深めながら、別の事業も育てる」やり方は、この流れの中で形になっています。
現在
いまのAGCは、建築用ガラス、自動車用ガラス、電子材料、化学品、ライフサイエンス、セラミックスを主な事業にしています。建築用ガラスは1909年の国産化から続く柱で、自動車用ガラスは日本・欧州・北米・中国に開発拠点を置いています。電子では液晶向けのガラス基板や電子材料、化学品では苛性ソーダやPVC、フッ素樹脂を扱っています。世界30を超える国と地域で事業を展開している会社です。
これから
AGCは長期戦略「Vision 2030」のもとで、コア事業を深めながら戦略事業も探る「ambidextrous management」を進めています。中期経営計画「AGC plus-2026」では、2026年に営業利益1800億円、ROCE10%以上を目標にしています。あわせて、2050年の事業活動でのネットゼロを掲げ、2030年までにScope 1・2のGHG排出量を2019年比30%減、Scope 3の排出原単位を30%減らす目標も置いています。
板ガラス:窓や外壁に使う、平らなガラスです。
フロート法:溶かしたガラスを金属の上に流して、厚さがそろった平らなガラスを作る方法です。
ROCE:会社が使っている資本に対して、どれだけ利益を出したかを見る指標です。
理念/ミッション
AGC、いつも世界の大事な一部。
価値観/行動指針
Innovation & Operational Excellence / Sustainability for a Blue Planet / One Team with Diversity / Integrity & Trust。
建築ガラスと半導体材料を同じ会社で持つ
AGCは6つの事業領域を持ち、建築ガラス、オートモーティブ、電子、化学品、ライフサイエンス、セラミックス・その他を並べている。電子部材では半導体向け材料やスマートフォン向け部材を扱い、建築ガラスでは窓や自動車、太陽電池向けのガラスを扱う。暮らしの近くのガラスと、先端工場で使う材料が同じ会社の中にあるのが特徴。
既存事業の改善と新規事業の探索を同時に回す
AGCは『両利きの経営』を軸にし、既存事業の『深化』と新規事業の『探索』を同時に進めるとしている。建築ガラスやオートモーティブ、ディスプレイ、エッセンシャルケミカルズ、セラミックスをコア事業、エレクトロニクス、モビリティ、ライフサイエンス、パフォーマンスケミカルズを戦略事業に分けている。今ある事業を磨きながら、次の柱を別枠で育てる組み方がはっきりしている。
最初に声がかかる相手を目指す
企業理念では『お客様から最初に声がかかる存在であり続けます』とし、長期的な信頼関係を大事にしている。事業概要でも、幅広い素材・生産技術を使って独自の素材・ソリューションを出す形が前に出ている。単に製品を並べるのではなく、用途に合わせて材料や製法まで組み立てて提案する仕事が中心になりやすい。
両利きの経営:いまある事業を磨いて稼ぐ力を高めながら、新しい事業も同時に探して育てる考え方。
メーカー業界は、原材料から最終製品まで「もの」を企画・製造し、世の中に送り出すことで人々の生活や社会の基盤を支える業界です。製品が消費者の手に届くまでの全工程を担うこともあれば、特定の部品や素材に特化して、他のメーカーを支えることもあります。私たちの身の回りにあるあらゆる製品の誕生に深く関わり、日々の暮らしを豊かにする価値を提供しています。
業界でやっていること
メーカー業界では、まず『商品企画』が市場のニーズやトレンドを捉えて新製品のアイデアを生み出します。次に『研究開発』がそのアイデアを実現するための技術や素材を開発し、『生産管理』が効率的な製造ラインを構築。そして『資材調達』が国内外から必要な原材料や部品を確保し、工場で製品が形になります。完成した製品は『品質管理』によって厳しくチェックされ、『営業』が顧客に提案・販売することで、私たちの手元に届けられます。企画から販売まで、各職種が連携して「ものづくり」を推進するバリューチェーンが特徴です。
この業界を見るポイント
メーカー業界の企業を見る際は、「誰に何を売っているか」という視点が重要です。例えば、一般消費者向けの製品(BtoC)を扱うメーカーは、スーパーや家電量販店で目にする機会が多く、流行やブランド戦略が仕事の面白さにつながります。一方、企業向けの部品や素材(BtoB)を扱うメーカーは、普段は目に触れないところで、自動車やスマートフォンといった最終製品を支えています。どちらのビジネスモデルに魅力を感じるかで、企業選びの方向性が見えてくるでしょう。
知っておくとよい基礎知識
メーカー業界では、国内の人口減少や国際競争の激化に対応するため、製品の「高付加価値化」と「グローバル展開」が加速しています。単に安く大量に作るだけでなく、環境に配慮した素材を使ったり、AIを活用して生産効率を上げたりと、より質の高いものづくりを目指しています。また、海外市場での成長を取り込むため、現地のニーズに合わせた製品開発や、海外企業の買収なども積極的に行われています。
AGCは、建物や車のガラスだけでなく、半導体やディスプレー向けの材料、化学品まで持つ素材会社です。同じガラス系の会社でも「建材中心」「車中心」「電子材料中心」に分かれる中で、AGCはその間をまたぎ、売上と利益の柱をいくつも持っているのが立ち位置です。比べるときは、「どの用途で稼ぐ会社か」と「売上より利益をどこで作るか」を見ると違いが分かりやすいです。
建築、車、電子材料、化学品に分かれているので、ひとつの市場が弱くても会社全体がそのまま沈みにくいです。就活生の目線では、「ガラス会社」なのに、実際はかなり事業の見方が広い会社だと分かります。
売上の中で、利益を作っているのは電子材料と化学品です。つまり、ただ大きい市場を追うだけでなく、単価や機能で勝てる分野を育てている会社です。
ガラスを作るだけでなく、薄くする、強くする、熱や光に強くするなど、材料そのものを設計する仕事が多いです。ものづくりを『形』ではなく『性質』から考えたい人には面白い会社です。
日本だけでなく、欧州や米州にも大きな売上があり、地域ごとに需要の波が違います。ひとつの国だけで商売する会社より、世界の景気や産業の動きを広く見ながら働く形になります。
建設や自動車の需要は景気の動きに左右されやすく、売れ方が安定しにくい業界です。
ガラスや化学品の製造はエネルギーを多く使うため、電力や燃料の値段が上がるとコストに響きやすいです。
標準的な製品は他社と比べられやすく、値段だけで選ばれやすい場面があります。そこで差をつけるには、機能や品質で『少し高くても選ぶ理由』を作る必要があります。
工場や設備に大きなお金がかかる業界なので、需要の見通しを外すと重たくなりやすいです。新しい設備を作るまでにも時間がかかります。
※上記はあくまで一例であり、実際とは異なる場合があります。
技術系
研究開発
まだ事業にない素材を、量産できる形に育てる
新素材のテーマ設定:市場や社会課題を起点に、社外技術や知見も集めながら、材料・プロセス・評価技術の仮説を組み立てる。
量産化に向けたすり合わせ:事業部や製造拠点、大学・研究機関と連携し、研究成果を量産プロセスや設備設計につなげる。
事業部、製造拠点、大学・研究機関との打合せで、研究テーマと量産条件をそろえる場面が山場になる。
未事業化テーマを追うので、短期の成果だけでは進みにくい。反対に、研究所の外までつなげて量産条件まで持っていけると、仕事の範囲が一気に広がる。
量産:研究室や試作だけでなく、工場で安定してたくさん作れる形にすること。
SCM:材料の調達から製造、在庫、輸送、販売までをつなげて全体を整える考え方。
ERP:会社の営業、会計、在庫などの情報をまとめて扱う基幹システム。
コンプライアンス:会社が法律や社内ルールを守って動くこと。
AGCが「SEMICON Taiwan 2026」に出展すると発表。半導体製造で使う材料や部材、フッ素材料のリサイクルの取り組みを紹介する。
2026年08月18日
AGC Biologicsが、グローバルなバイオ医薬品企業と長期の製造契約を結んだと発表。横浜の新拠点で2027年の商業製造開始に向けて準備を進める。
2026年07月28日
AGC Biologicsが米国のPyramid Pharma Servicesと戦略的提携を結び、原薬から製剤まで一貫して対応できる体制を強化すると発表。
2026年07月02日
AGCが、廃フロントガラスを集めて建築用板ガラスの原料として再資源化する実証実験を2026年6月から始めると発表。
2026年06月19日
AGCの農薬向け受託開発・製造事業が、Syngentaから「Syngenta Supplier Award」を受賞したと発表。製造工程の見直しで廃棄物とCO2を減らした。
2026年06月05日
AGCが国内の建築用ガラス関連製品の価格を、7月21日納品分から引き上げると発表。
2026年06月01日
AGCが、仕事と子育ての両立支援で厚生労働大臣の特例認定「プラチナくるみん」を取得したと発表。
2026年04月27日
2026年9月3日更新
内容に満足していますか?
上記の情報は、公開情報に基づいて作成されたものであり、当該企業の現状を完全に反映しているとは限りません。最新の情報は、企業の公式ウェブサイトや採用情報などを参照してください。
この回答は定期的に収集した情報に基づいており、将来変更される可能性があります。
この機能は、Indeedによって提供されています。
| 社名 | AGC株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1丁目5番1号 |
| ホームページ | https://www.agc.com/ |
締切:なし
原稿ID:052b3c666bf9a7d4
この募集に関する問い合わせはこちら同じ業種の募集を探す