| 社名 | AGC株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1丁目5番1号 |
| ホームページ | https://www.agc.com/ |
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初回掲載日:2026年6月9日
企業研究
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板ガラスから出発し、車、画面、化学品、薬の原料まで、暮らしの土台になる素材を広く作る会社。[1][2]
建築用ガラス、車のガラス、画面用ガラス、化学品、ライフサイエンス、セラミックスの6分野を持つ素材メーカー。[1]
車の合わせガラスと強化ガラスでは世界トップクラス、スマホやテレビの画面用ガラス基板では世界2位。用途ごとに別の材料を積み上げている。[3][4]
日本で初めて板ガラスの工業生産を始めた流れが、今のものづくりの原点。創業者が『日本で板ガラスを作る』ことに挑んだ歴史が、会社の出発点になっている。[2][5]
車向けでは、フロントガラスや車載ディスプレーのカバーガラスなど、安全と見やすさに直結する部品を作る。割れ方、映り込み、デザインまで詰めている。[3][6]
フッ素樹脂『Fluon』や、薬・農薬の原料をつくる事業もある。ガラスだけでなく、工場や研究所に入る素材まで扱うのが広い。[7][8]
『Look Beyond』を掲げ、今の専門分野の外まで見て新しい用途を探す考え方がはっきりしている。建築、車、画面、化学、医療系をまたいで事業を組み立てている。[9][10]
理念/ミッション
AGC、いつも世界の大事な一部[11]
価値観/行動指針
Innovation & Operational Excellence / Sustainability for a Blue Planet / One Team with Diversity / Integrity & Trust[11][12]
ガラスと化学品を同じグループで持つ
AGCは事業をガラス、電子、化学品、ライフサイエンス、セラミックスに広げていて、電子部材ではガラス・化学・セラミックスで培った素材、加工、表面処理、成形の技術を使っている。素材の原料側から、電子機器や半導体に入る部材までを一つの会社でつないでいるのが特徴。建築・自動車ガラスを中心に置く会社や、特殊ガラスに軸足を置く会社がある中で、AGCは化学品とライフサイエンスまで持っている。[1][13][14][15][16]
日常の窓ガラスと、半導体の中身をまたぐ
AGCの製品領域には、建築ガラス・自動車ガラス・ディスプレイ用ガラスに加え、EUV露光用フォトマスクブランクス、CMPスラリー、半導体パッケージ用ガラス基板がある。建物や車で見る材料と、半導体工場で使う高精度材料が同じ会社に並んでいるので、仕事の幅が生活側から最先端製造側までつながる。[1][13][14]
『お客様から最初に声がかかる』を長期で積み上げる
AGCはパーパスで『お客様から最初に声がかかる存在であり続けます』と明言し、価値観でも継続的改善、持続可能性、多様性、誠実さを並べている。目先の商品だけではなく、品質・信頼・使い続けられることを前提に材料を育てる姿勢が強い。[11][12]
AGCは、建築ガラスと自動車ガラスを土台にしながら、電子材料、化学、ライフサイエンスまで持つ素材メーカーです。ガラスを売る会社というより、『重い量産品』と『先端材料』を同時に回す会社として見ると、同業の中での立ち位置がつかみやすいです。[1][18][19]
市場規模
世界のフラットガラス市場は2025年に約3232億ドル、2033年に4502億ドル予想で、年4.3%成長です。大きい市場ですが、伸び方は急ではないので、勝負は『量を増やす』より『断熱・安全・軽量化・電子用途のように1枚の価値を上げる』方向に寄っています。同じガラス業界でも、AGCは建築・自動車・電子材料、Saint-Gobainは建設・産業、Corningは光通信・ディスプレイ、NSGは建築・自動車、SCHOTTは特殊ガラスと医療・ARに分かれていて、比較の軸がかなり違います。[1][20][21][22][23][24]
業界内ポジション
AGCの特徴は、建築ガラス4388億円、自動車5203億円という大きな量産を持ちながら、電子材料1685億円、ディスプレイ3532億円、化学5795億円、ライフサイエンス1294億円まで売上を分散していることです。Saint-Gobainが建設・施工と地域最適化、Corningが光通信とディスプレイ、NSGが建築・自動車中心、SCHOTTが特殊ガラスと医療・AR中心なのに対し、AGCは『板ガラスの工場』と『先端材料の開発拠点』を1社でつないでいるのが違いです。[1][18][21][22][23][24][25][26]
建築・自動車の大口量産と、電子材料・半導体材料の高難度品を同時に扱うので、学生は『工場を回す仕事』と『研究開発に近い仕事』の両方を想像しやすいです。[1][18]
ガラスだけで終わらず、化学とライフサイエンスまであるので、材料の知識が別分野に広がります。ひとつの素材を、車、スマホ、薬の製造までつなげて見られるのが面白い点です。[1][18]
日本、欧州、北米、中国に開発拠点があり、完成車メーカーや半導体顧客に近い場所で製品を詰める仕事があります。現場に合わせて作り込む働き方をイメージしやすい会社です。[1]
AGC plus-2026で成長事業への1000億円の投資枠とROCE10%以上を掲げており、ただ守る会社ではなく、新しい用途に資本を振る会社として見られます。[19]
建築景気や自動車生産に左右されやすく、需要が景気と連動しやすいです。[1][20][23]
エネルギー、原料、物流のコストが重くなりやすく、工場型の事業ではこの負担が大きくなります。[21][24]
脱炭素やリサイクル対応で設備更新が必要になりやすく、環境対応はコストと投資の両方を伴います。[1][19][21]
※上記はあくまで一例であり、実際とは異なる場合があります。
もともとは研究開発で、ガラス製造設備の材料に関する分析や開発をしていましたが、今は知的財産部で特許出願や他社特許の確認を担当しています。開発者や事業部の知財担当、外部の特許事務所、特許庁とやり取りしながら、技術をどう守り、どう使うかを決めていく仕事です。入社して10年たっても、AGCには知らない素材や製品がまだたくさんあると感じているそうです。研究の手触りを残しつつ、事業の進め方まで見たい人に向いています。[32]
2015年入社
AGCと東北大学が、東北大学未来科学技術共同研究センター内に「AGC×東北大学 共創研究所」を設置し、最先端エレクトロニクス産業を支える研究・技術開発を始めた。
2026年06月01日
AGCの医薬品CDMO部門であるAGC Pharma Chemicalsが、「CDMO Leadership Awards 2026」で低分子医薬品原薬分野の4部門において「Best in Class」に選定された。
2026年04月14日
AGCが、経済産業省と東京証券取引所、IPAが選定する「DX銘柄2026」に選定された。選定は5年連続6回目。
2026年04月13日
大成建設とAGCが、日本生命東八重洲ビルの改修工事で、廃板ガラスを回収・再資源化し、改修後の同一建物に再び設置する国内初の窓ガラス水平リサイクルを実現した。
2026年04月03日
AGCとソフトバンクが、6Gを見据えた「機能性ビーム成形レンズアンテナ」を開発し、屋外での通信エリア形成の実証に成功した。
2026年03月19日
積水ハウス、大栄環境、AGCの3社が、住宅改修で出る廃サッシ付き窓ガラスを回収し、元の窓ガラスと同等品質へ再生する水平リサイクルの実証実験を関西圏で開始した。
2026年03月10日
フッ素樹脂
熱や薬品に強く、配管や工場設備などに使われる樹脂。[7]
ガラス基板
画面を作るための、平らで薄い土台になるガラス。[4]
パーパス
会社が存在する理由や、社会に提供したい価値。[11]
EUV露光
極端紫外線を使う半導体の露光工程。[1]
CMPスラリー
半導体の表面を平らにするための研磨液。[14]
フォトマスクブランクス
半導体の回路パターンを写すためのマスクの土台になる材料。[1]
フラットガラス
建物の窓や車のガラスに使う、平らなガラス板のことです。[1][23]
CDMO
他社の薬について、開発や製造を代わりに引き受けることです。[1][30]
2026年6月9日更新
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