これが私の仕事 |
医薬品を製造販売する上で必要となる承認書の管理業務を担当しています 薬事部では承認書の管理を主に行っています。承認書とは、製造販売について厚生労働大臣の承認を受けた書類であり、品目ごとに存在しています。また承認書は製剤の製造と密接に関わっています。そのため、製剤の製造所から「この品目の製造方法を変更したほうが効率いい」などの変更連絡が上がってきた際に承認書の記載を整備する必要があります。一部変更承認申請(一変)と軽微変更届出があり、一変になると、行政に申請し、審査してもらったのち、承認となり初めて変更が反映されるため、非常に長い時間を要します。承認のために必要なデータを各部署から取り寄せて、行政とのやり取りを迅速に行い、審査をスムーズにクリアすることを目指す。そこの工夫のしどころが面白さでもあり、腕の見せ所だと思っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
初めての申請業務で味わえた達成感と成長実感 薬事部に所属して間もない頃に、ある品目の申請を担当しました。申請に必要な書類の作成を分からないところは先輩に聞きながら、一人で行いました。申請した後も行政とのやり取りを行う必要があったため、他部署の人と協力しながらやりとりに必要なデータを集めました。初めは何が必要なのか、申請書のどこに行政が疑問を持っているかが分からなかったため、先輩や上長に相談し、アドバイスをいただきながら、自分の中で理解を深めて作業を進めました。その後も行政とのやり取りを繰り返し行い、申請から約200日かかり、承認を取得出来たときは達成感もあり嬉しかったです。承認が完了しないと製造販売ができないという重要な役割に責任を持ち、行政とのやり取りを自分一人の力で対応できた時は自分自身の成長を実感できました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
幅広く様々な業務に挑戦していける環境 薬学部に入学し、初めは薬局や病院等の薬剤師の道も考えていましたが、大学の講義等で薬剤師は病院などの医療機関だけではなく、製薬企業でも活躍できる場所があると学びました。また周りの人の話を聞いたり、自分で調べたりしていくうちに製薬企業により興味を持ちました。就職活動中は、製薬メーカーを中心に製薬関係の企業を見ていました。
就職活動を通して、当社の説明会を聞き、原薬から製剤まで一貫して自社製造を行っている点や若手からでも活躍できるという点に魅力を感じ、幅広く様々な業務経験を積むことが出来ると考え、当社への入社を決めました。初めての業務を行う際は知識もなく、何も分からない状態なので不安に感じると思いますが、先輩から優しく教えていただけるため、自身が経験したことのない業務であっても挑戦しやすいです。 |
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これまでのキャリア |
入社 → (株)陽進堂 信頼性保証部門 薬事部(2021年入社、2023年11月取材) |