小川工業株式会社

業種	建設住宅／建材・エクステリア／建築設計／建設コンサルタント
本社	埼玉

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土木事業部工事部
S・A

【出身】東洋大学理工学部都市環境デザイン学科卒
【年収】非公開

これが私の仕事	土木工事の施工管理。現場の管理から書類作成まで入社１年目は、勉強のためにいくつかの現場で、図面の作成や測量など先輩たちの施工管理業務の補佐をしました。水路再生工事や国道維持工事などに関わり、現在は利根川の堤防強化工事（地盤改良工事）の現場で働いています。地盤改良とは地中にセメントの柱を壁状に造っていき、弱い地盤を強化していく工事です。工事中に稼働している機械は高さ30メートルほどあり、そのスケールの大きさはとても見ごたえがありますが、改良した部分は地中にあるため完成を目でみることが出来ません。完成品が地図にのることはありませんし、警察や医者などと違い、直接人の命を守るという訳ではありませんが、この工事をすることによって河川の氾濫を防ぎ、間接的ではありますが多くの人の命を守ることに繋がる仕事だということに感動や達成感を感じています。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	近隣住民の方へのアンケートで温かい言葉をいただいたこと当社には女性の現場技術者は私しかいないため、最初は現場の人たちに受け入れてもらえるのか、周りの男性の同期たちと同じように現場で動けるのかなど心配や不安でいっぱいでした。現場に配属された当初は戸惑いもありましたが、現在はあの頃の不安や心配はなくなり、逆に女性だからこそ現場で気づくこと、できることがあると思っています。社員と協力会社の方たちとで一つの現場を完成させていくことは大変ではありますが、みんなで協力してよりよい現場にしようと努力している活気ある雰囲気が私は好きです。それに、工事終了後に行った近隣住民の方へのアンケートで、自由欄のところに温かい言葉をいただいたとき、この仕事について良かったと思いました。これから経験を積み、私らしい現場環境づくりができるように成長していきたいと思います。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	地元に貢献できる―企業理念と社風が私の求めていた条件とぴったりでした。私はこの業界で働くなら出身地である埼玉県に貢献できる企業に就職したいと考えていました。ちょうど就職活動を行っていたとき研究室の教授に紹介されたのが今の会社です。小川工業は、地域に根ざした地域密着の企業理念だったので、自分の就職活動で求めていた条件でした。また会社見学をしたときの社員の方々の優しい雰囲気がとてもアットホームで、女性がまだまだ少ない建設業界でもこの会社でならやっていける気がしました。実際現場に出ている今でも、いろんな方に支えて頂きながら楽しく仕事をすることが出来ています。

これまでのキャリア	土木事業部：施工管理(現職3年目)

この仕事のポイント

	施工管理
	生活基盤や社会インフラを作り上げる仕事
	目標をきちんと予定通り進めることが必要な仕事
	人を動かしたり、管理する能力が身につく仕事
	段取り上手な人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

面接は誰でも緊張します。緊張の中でも１回深呼吸をして、呼吸を整えてから話始めてみてください。そしてしっかりと面接官の目見て、自分のやる気をアピールすること。充実した社会人生活を送るには、企業の大小は関係なく、企業の事業内容、社風が自分の求めていることと合っていることが大切だと社会人になった今思います。まだまだ女性の少ないこの業界ですが、女性の活躍できる場面は想像以上にあります。ぜひ土木業界にも興味を持ってもらえるとうれしいです。