皆さんこんにちは! 採用担当の人事課・瀧本です。今回は、営業のWさんに話を聞きました。
(プロフィール)
営業部東京支店北関東営業所
2013年の入社以来、一貫して営業(名古屋8年→北関東)。
〈営業の仕事〉
──担当エリアや営業スタイルについて教えてください。
群馬、新潟、長野を担当していて、基本的にはルート営業です。縁もゆかりもない会社に飛び込みで訪問するということはありません。
──業界からの弊社の評判はどうですか?
自動車関係や金型用工具に高い認知度があります。ただ、我々の超硬工具は金型にしか使えないわけではなくて、航空機、半導体、医療機器の部品加工などにも使えるので、業種を問わず新分野の開拓が営業の課題だと思います。
〈仕事への姿勢〉
──心掛けていることはありますか?
担当地域が広いので、1回の訪問で効率よく多くのお客様を訪ねることが大事です。提案内容も、製品を片っ端からPRして、何かに関心を持ってもらうのを待つのでは時間がいくらあっても足りません。事前に「このお客様はこれを使っているから、こんな提案をしよう」と考えて準備して臨むようにしています。
──仕事のやりがいは何ですか?
営業活動は、たとえば好きな映画を友人に薦めるのと同じです。自社の仲間たちが作った良い製品を、少しでも多くの人に使ってもらいたいという気持ちで売って、実際に「あれ、良かったよ」と言ってもらえるのが、一番やりがいを感じる瞬間です。
──自ら企画した仕事はありますか?
商社向けの講習会の内容や資料を変えたことですね。
切削工具は商社を通じて販売するので、商社の営業さんに弊社の工具をPRしてもらう必要があります。
従来の講習会は技術の専門的な話が多くて、商社の人たちに「モノが良さそうなのは分かったけど、ユーザーにどう説明したらいいんだろう」と思わせてしまうケースがありました。
そこで、自分なりにかみ砕いて、シンプルだけど訴求力の高い内容に変えたところ、商社の皆さんから良い反応をもらえました。
〈入社の経緯〉
──就職活動の軸はなんでしたか?
放送サークルで映像作品や番組を作っていたこともあり、何か「ものを作る」ということに興味がありました。その上で、事務仕事よりは営業で外に出るほうが自分には向いていると思ったのでメーカーの営業職志望で就職活動をしていました。
──ダイジェット入社の決め手はなんでしたか?
超硬工具メーカーは「ものづくりをするためのものづくり」をしている会社ですが、ダイジェットはさらに、そのための材料となる合金も作っています。そこに独自性や技術力を感じて、入社を決めました。
〈学生へのメッセージ〉
──営業に必要な能力は何ですか?
分からないことを質問できる力ですね。地道なことですが、恥ずかしからずに積み重ねていかないと、この業界の製品や加工の知識はなかなか身に付かないと思います。社内だけでなく、実際に工具を使うお客様からも教えてもらう機会は多いです。
──就職活動のアドバイスをお願いします。
説明会に積極的に参加して、何かしら発言することが大事ですね。「きょう天気良いですね」のレベルで良いので、まずは声を発することで体の緊張もほぐれるし、話していくうちに聴きたいこと、関心のあることが出てくると思います。