これが私の仕事 |
製品を組み上げる前の、部品の修正・補修をしています。 現場作業をしながら班長として作業者をまとめる仕事をしています。模型の製造現場にはいくつかの作業班が存在します。それらの班は部品を「つくる(成形)」班と「組み立てる(仕上げ)」班の大きく二つの工程に分けることができます。私が所属している修正班はその二つの工程の間に入り各班から送られてきたできたての部品を修正・補修し、作業者が怪我無く安全に組み上げ作業ができる部品、ニッシンブランドとして適正な品質基準を満たした部品のみを次工程の仕上げ班へ送る仕事をしています。ニッシンの製品はほぼすべて手作りであり、私達の班も修正・補修作業はすべて人の手によるものです。私個人の仕事は、上記のような現場作業と同時に班の作業者が一日に予定している仕事の段取りをすること、皆が円滑に仕事ができるようサポートすることです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分たちの手のひらから日本、世界の医療現場へ 製造現場にいると直接外のお客様のお声をきける機会がありません。ですが、仕事柄か無意識のうちにニッシンの製品を医療現場やメディアで見つけてしまいます。例えば歯医者さんの歯磨き指導用模型はニッシンのものがほとんどですし、雑誌やテレビの歯科特集では簡単な歯科知識の説明横にニッシンの模型のイラストや写真が添えられていたりします。またニッシンの模型は海外の医療現場、学校でも多く使われていますが、以前海外の貧困地域で歯磨き指導を無償でされている歯医者さんの写真をたまたま目にした際、指導にニッシンの模型が使われていたことに感銘を受けました。お客様と直接関われない製造部ですが、自分たちの手でつくったものが世界の誰かの健康づくりに貢献できていることを間接的に知れる瞬間は嬉しく思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
日本が誇るものづくり産業を京都で支える 日本のものづくり産業に興味があって製造関係の会社をまわっていました。たまたま縁あってニッシンの会社説明会に参加し、それまでまわっていた企業の機械金属の無機質な世界とは違った、人の手による受注生産というスタイルに惹かれました。そして歯科模型という競争相手の少ない製品にも物珍しさをおぼえエントリーしたのが始まりです。入社時、上司に「(製造といえばもくもくと一人で作業するイメージなのに対して)うちはコミュニケーションがすべてだよ」といわれたことが印象に残っていますが、本当にニッシンの製造現場では毎日活発な意見交換が行われています。それゆえ手作りによる特別な受注にも対応でき、同時に現場社員同士年齢性別問わず仲良く交流できる環境が働きやすいです。 |
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これまでのキャリア |
模型グループ 模型製造(2018年4月 新卒入社) |