これが私の仕事 |
品質傾向の把握、生産状況・製品状態に応じた品質改善活動 私はジュエリー検査業務と品質改善業務を担当しています。
検査業務では、俄で扱っている全てのブランド、新規製作品から修理依頼品まで、様々な状態の製品を検査しています。ジュエリーは職人の手作業によって作られるため、製品の品質状況は常に変化します。これまでに把握している品質傾向やデザイン別の不具合傾向なども踏まえながら、不具合を的確に検出します。
検出した不具合の再発防止対策等を行う品質改善業務では、過去の検査データ等から発生傾向を分析するとともに、職人に作業方法や発生原因のヒアリングを行い、論理的に要因分析を行っていきます。分析結果を踏まえ、品質状況や不具合の程度に応じて改善指示と指示後のフィードバックを行い、高品質の製品を安定生産できるようにすることが仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
職人と共に理想の品質をつくる 品質改善指示をして、理想の品質に近い状態の製品ができた時が一番嬉しい瞬間です。
改善指示では、ただ「改善して下さい」と伝えるだけではなく、「どの部分が問題か、どう修正する必要があるか」を具体的に伝える必要があります。「形の美しさ」は数字では表しにくいので、良い例と良くない例の比較写真の見せ方や図示方法、説明表現などを工夫し、わかりやすい改善指示書を作ることを心がけています。
適切な改善指示のために、使用する工具や細かな作業手順まで、職人の方に深掘りして確認するので、探求心がくすぐられますし、自分の手でジュエリーを作るわけではありませんが、一緒に「ものづくり」をしている実感が持てる点にも面白さを感じています。時間は要しますが、ジュエリーが理想の品質で作られるようになった時の喜びはひとしおです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
能力を活かせる私に合った仕事 前職でも「何かをつくり、それを管理する」仕事をしていたので、モノづくりという仕事は変えずに、今まで学んできた生物系とは異なる新たな分野に挑戦がしたいと考えていました。そんな中、この会社の求人で、ジュエリー検査職という品質管理の中でも珍しい職種の求人があり、集中力を必要とする検査業務が自分にとって適性があるのではないかと感じ応募しました。
俄に入社しようと思った一番の決め手は、採用試験での適性検査において「形を見極める能力」を高く評価いただいたことでした。求人に応募したことで、今まで自分自身も認識していなかった能力が見出され、それが新たな分野に挑戦しようという意欲に繋がりました。現在、その能力は品質検査・品質改善業務で大いに活きており、非常に楽しく仕事ができています。 |
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これまでのキャリア |
前職:畜産業(約2年)→当社へ転職:品質管理課 品質検査(4年) |