これが私の仕事 |
生産技術を担当 製作工程の技術改善から新技術の研究開発を行う仕事。 生産技術という仕事は、製造工程での生産性や品質向上を考えて最適な環境作りをする仕事です。
現在、私が主に行っている業務は、新素材の研究開発と鋳造改善です。ジュエリー素材に使用されるゴールド・プラチナはそのままでは非常に柔らかいため、合金化して金属の性質を変えています。配合する金属によってゴールドの色は白、ピンク、緑、紫と変化したり、手では曲げられないくらい硬くなります。ジュエリー合金は工業用の金属にはない視覚的な魅力があり、新素材研究の楽しみでもあります。
一方、ジュエリーの鋳造は高温での精密鋳造を行います。鋳造品質の向上は生産性や品質の向上に直結する仕事なので、既存方法の改善だけでなく異業種の新技術や機器類のリサーチを積極的に行い、機器の開発を含めた鋳造改善を行っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
製造計画に携わった新製品がヒット商品に! 足かけ1年越しの新企画製品を世に送り出して、ヒット商品となった喜びと満足感は格別です。
新素材や製造方法の研究開発をおこなっていた時です。デザイナーからこんな製品を作りたいんだけど・・!製作方法を考えて欲しいと要求がありました。そこには11種類のデザイン画が並んでおり、今まで扱ったことない形状も含まれていました。正直うまく製造計画を構築できるのか不安でしたね。試作の作り込みで半年以上かかりました。
デザイナーの品質要求を満たし、且つ生産効率を犠牲にしない製作方法を開発するのに苦労しましたが、製作方法と冶具の改良を行い納得できる製品が出来上がりました。発売開始の日を迎え、売上上位にランクされていることを聞いたときは嬉しかったです。ものづくりの醍醐味を感じた瞬間でした。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
素材や技術へのこだわりが半端じゃない! 私は、同業で働いていたのですが、俄には特別な興味を持っていました。何故なら、他社では取り扱っていない珍しい合金成分のホワイトゴールドを使用した製品を展開していたからです。鋳造関係の研究開発を担当していた私は、どのように開発し製造したのか・・?非常に興味が湧きました。
以後、その興味は尽きることがなく、ある日俄のサイトを見ていると、ダイヤモンドのムービーが現れました。俄ダイヤなるモノが目に飛び込み、この瞬間が転職を考えるきっかけでした。素材へのこだわりが半端ではない!良いものを作り上げるために妥協をしない姿勢、これは素晴らしいことです。入社後思うこと。このこだわりが俄の強みであり、品質の高い製品を作り上げられる起源であると感じます。 |
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これまでのキャリア |
宝飾メーカー 鋳造・研究開発(20年)→ 当社へ転職:生産管理課(1年)→ 製作課(現職・今年で6年目) |