これが私の仕事 |
慣性センサやセンサを用いた応用製品のエレクトロニクス設計、評価、解析 慣性センサやセンサを用いた応用製品の開発に携わっています。私の担当は電気系全般で、センサを制御する電子回路の設計からセンサを組み合わせた応用製品の設計、試験、評価、解析などを行っています。現在開発している製品は、一つ目は宇宙、もう一つは地中と、どちらも地上と比べて特殊な環境で使われるもので、これらの過酷な環境でも求められている性能を満たす必要があります。装置全体で対策するために、機械構造やソフトウェア担当などほかの専門分野の技術者とも話し合いながら、設計を進めます。試作品の設計から、試験、評価と開発の流れに従って業務内容が広がっていくので、高度で幅広い知識が必要とされる仕事です。設計したものに対して、試験・評価のフィードバックがあり、対策に反映できるのでレベルアップを実感できています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
アイデアと粘り強さでで課題を解決 2年目から冗長IMUの開発に携わっています。IMUとは、ジャイロと加速度計を搭載し、製品がどのような動きをしているかを検出するものです。開発当初の設計から電気系の主担当として、昨年度は試作から開発試験を行いました。RAISE-2(衛星)での軌道上実証やロケットへの搭載が予定されているため、放射線や熱、振動、温度、真空、電磁環境などの環境条件で要求事項を満足することが必要で、民生品より厳しい試験や民生品では実施しない試験を行いました。所属部署では経験したことがない電磁環境条件で、事前の調査や予備試験の結果を反映したものだけでは満足できず、何度も試験サイトに行って検証や対策検討をしました。自分の専門以外の専門家も交えた打ち合わせで網羅的な対策を検討し、解決できたときに大きなやりがいを感じました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
働く環境に魅力 自分の専門が活かせそうと思ったことももちろん、働く環境に魅力を感じたことです。もともと高専で電気電子工学を専攻していたこともあり、大学院での研究内容よりも自分の専門分野を活かしたいと考えて就職活動をしていました。知ったきっかけは研究室の先輩で、電気系エンジニアが少ないと聞き、担当範囲を広く持てて重宝されそうとの印象がありました。工場見学などの対応していただいた先輩社員から、仕事内容だけでなく職場の様子なども聞いて、自分が働くイメージを持てたことが決め手になりました。 |
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これまでのキャリア |
慣性センサ、およびセンサを用いた応用製品のエレクトロニクス設計、評価、解析業務(現職) |