これが私の仕事 |
MEMS加速度センサ・角速度センサの構造設計、プロセス設計 MEMSセンサの性能を向上させるための技術開発を行っており、「次の試作からすぐ適応できそうな改良」から、「3~5年後先の性能目標」に向けた息の長い開発まで、並行して関わっています。今中心で取り組んでいるのは息の長い方で、作製プロセスや使用材料のアプローチから性能向上を検討する仕事をしています。少し“化学”ぽい専門の内容です。高校生ぶりに思い出す内容も多く、化学専攻の先輩に相談に通う毎日です。
入社して数年はMEMSの“機械”設計にも携わりました。また、試作したセンサを評価するときには自身の専攻である“電気電子”が評価回路の回路図を読む役に立っています。
MEMSセンサ開発には機械・電気・化学・数学・ソフトなど多様な分野が関わるので、色々な知識を身に着けられる仕事だなあと感じます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
配属された翌日「この案件の主担当ね。」 入社して6年間ずっと同じ部署に所属していますが、配属されてすぐに1つの案件の主担当を任せてもらいました。コンセプト設計、機械設計、プロセス設計、試作製造、評価の工程を中心となり進めました。今思えば「MEMS作製工程を学ばせる」意図もあったのかと思いますが、当時は入社したての社員にここまで任せてもらえるのか、、と驚きました。この時の体験は、作製工程を学ぶ観点からも、それに関わっている人との交流ができた、という観点からも 今でも役に立っています。当然、指導員の先輩や、各工程のベテランの方からの手厚いフォローをいただきました。
初めての試作品評価のときに、自分のコンセプト通りに動作したMEMSを観察した時はうれしかったし、この案件で特許まで出すことができました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
大企業と中小企業の“おいしいとこどり” 私はあまり一つのことを突き詰められる方ではなく、いろいろ試してみたいタイプです。弊社は人数こそ1000人とそこそこ多いですが、部門が多いため部門単位でみると人数が少なく、「中小企業の集合体」のような感覚です。大企業は「機械設計」であればそのプロフェッショナルになるイメージでしたが、中小企業はいろいろなことにチャレンジできるイメージがあったし、実際に弊社の説明会で「いろいろなことできるよ」と聞いていたので、自分の趣向にあっているかなあ、と感じました。大企業の福利厚生と中小企業の働き方の“おいしいとこどり”ができそうなのが魅力でした。し、実際そうだなと感じます。
事務所・工場がほぼ尼崎に集約されていて転勤の確率がとても低く、実家から通えるのも大きな決め手です。 |
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これまでのキャリア |
MEMSデバイス設計(現職・6年間)
・機械設計(~2年くらい)
・プロセス開発・設計(~4年くらい)
・評価業務(適宜) |